2025年3月28日にミャンマーを襲ったマグニチュード7.7の大地震により、数千万人が被災し、数千人が命を落とすなど深刻な被害が出ています。多くの被災者が今も避難生活を強いられており、仮設住居や食料、清潔な飲み水、医療支援など、命と暮らしを守るために不可欠な支援を緊急に必要としています。
国連の関連機関として人の移動に関わる様々な課題に取り組む国際移住機関(国連IOM)は、地震が起きる前からミャンマーで支援活動を続けており、被災地域の現地ネットワークと専門知識を活かして迅速な緊急支援を開始しました。現在、医療チームの派遣や医療物資の輸送、仮設住居や生活用品の提供、多目的現金給付などを通じて、被災者の命と暮らしを支える活動を行っています。
10月7日に始まったガザ地区における戦闘を受け、現在、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)では、ガザ地区のパレスチナ難民及び避難民約160万人、および西岸地区の約15万人の最も深刻な人道的ニーズを賄うために必要となる4億8100万ドル(約728.7億円)の支援を呼びかけています。
UNFPAは被災地域での人道支援活動を行うための支援を国際社会に要請しています。トルコではSRHおよびGBVサービスの緊急対応と復旧活動の開始を支援するための費用として1970万米ドルが必要とされています。またシリアでは、救命のためのSRHサービスの確保などに約1042万米ドル、GBVリスク低減のための対応などに約1439万米ドルの計2481万米ドルが必要です。 被災地で困難な状況におかれている女性と少女のために、皆様のあたたかいご支援をお待ちしています。
過去8年間、何百万人もの女性と少女がウクライナ東部の紛争の陰に身を潜めてきました。それは女性と少女の福祉に壊滅的な打撃を与え、さらには彼女たちを暴力や虐待にさらすものでした。 そして今、ウクライナでの戦闘が激化する中、女性と少女への影響は日々深刻さを増しています。この政情不安がすぐに収まらなければ、ウクライナと近隣国での人道支援ニーズは今後、劇的に増加するとみられています。UNFPAのウクライナ支援寄付を通じて、ウクライナの女性と少女たちに皆さまの温かいご支援をお待ちしています。
女性の健康と権利を守り、命をつなぐ活動を行う国連人口基金(UNFPA)は、女性と少女の命と権利を守るさまざまなプログラムを世界各地で展開しています。国連が2030年の世界に向けた達成目標として掲げる「持続可能な開発目標」(SDGs)の中でも、特にゴール3「健康と福祉」とゴール5「ジェンダー平等の実現」に焦点を合わせ、すべての妊娠が望まれ、すべての出産が安全に行われ、すべての若者の可能性が満たされる世界を目指し、活動を続けています。
現在約570万人にもおよぶパレスチナ難民にとって、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の活動は生命線となっています。彼らが、教育、医療、緊急時の現金・食料支援、暴力などからの保護を含む生きるために必要不可欠なサービスを受けるために、皆さんの寄付が必要です。貧困や雇用機会の不足によって、多くのパレスチナ難民は食料、住居、保健サービスなどの生活必需品を入手するのにさえ苦労しています。UNRWAは彼らの生活状況を改善するために教育、保健サービス、雇用の機会などを70年以上に及び提供し続けています。
女性の健康と権利を守り、命をつなぐ活動を行う国連人口基金(UNFPA)は、人道危機下にある女性と少女の命と権利を守るさまざまなプロジェクトを、世界各地で展開しています。国連が2030年までに達成すべき目標として定める「持続可能な開発目標(SDGs)」と、UNFPAが独自に掲げる「3つのZEROのミッション」(妊産婦死亡をなくすこと、ジェンダーに基づく暴力と有害な慣習をなくすこと、家族計画サービスへのアクセスが満たされない状況をなくすこと)の下、すべての妊娠が望まれ、すべての出産が安全に行われ、すべての若者の可能性が満たされる世界を目指し、活動を続けています。