蔵中に立ちこめる火入れの香りととも
2012年4月25日
酔仙酒造ファンド
皆様こんにちは。
酔仙酒造から皆様へお便りが届きました。
-----------------------------------------------
徐々に暖かい日が増え、千厩玉の春工場周辺では「すいせん」の花が咲き始めました。
長い冬の寒さでこわばっていた私たちの体もほぐれて気持ちも軽やかです。

今酔仙酒造では、冬の間に造ったお酒の火入れ作業に追われています。
搾ったままのお酒は、まだその中に酵素が沢山生きてます。
また発酵に関わってきた微生物やあるいはお酒をダメにする雑菌も存在しています。
今年の夏の熟成期間を安全に過ごすためには、
お酒を63度まで加熱してそれらの菌や酵素を失活させなければなりません。
この火入れ作業は単なる作業ですが、
蔵人にとっては春の訪れを告げる風物詩でもあります。
蔵中に立ちこめる火入れの香りとともに、無事造りが終わったことにほっと胸を撫で下ろします。

この後、蔵の中はきれいに片付けられて寂しくなりますが、
かわりに新工場稼働へ向けての準備が忙しくなります。
今年の夏はきっと、いや間違いなく忙しくなると思いますが、
新しい酔仙の誕生に向けてがんばって参ります!
(次回のブログでは建設中の工場の様子を少しだけご報告させて頂きます。)
-----------------------------------------------
他の事業者の方々のファンドもまだまだ募集中です。
セキュリテ被災地応援ファンドの詳細およびお申込はこちら