3回目の試験蒸溜(共同研究)

2019年9月14日
積丹半島クラフトジン ボタニカルファンド

こんばんは。
積丹スピリット チーフの妹尾です。
日に日に涼しくなり、秋の深まりを感じる今日この頃。
みなさま体調など崩されませんようにご自愛くださいませ。

さて、9月第1週に私は広島県にある独立行政法人 酒類総合研究所様にて、ジン蒸溜の共同研究として今回で3回目となる試験蒸溜を行ってまいりました。前回のブログにもあります通り、弊社は今、蒸溜所の建設をしているところで設備も免許もないことから、製造技術を検証するための共同研究として昨年からこちらで試験蒸溜を実施させて頂いてます。

今回は、積丹産(自社生産)ハーブを基軸としたハーブブレンドを2タイプ、我々のジンのキーフレーバーのひとつアカエゾマツ、産地別ジュニパーを3タイプなど全10試験を行いました。

pic・自社生産したハーブたちを原料アルコールに浸漬したところ


pic・ジュニパーベリーを浸漬しているところ

今回で3回目の蒸溜ですが、約1年ぶりということもあり、作業はひとつひとつ確認しながら慎重に行います。

pic・弊社取締役とプロジェクトアドバイザーも駆けつけて頂きました。

ここで少し過去を振り返ると、
昨年、1回目の試験蒸溜ではまったくノウハウがない中で、各作業に割り当てた時間がどれもオーバーしてしまったり、台風の影響で研究所が早く閉まる日があったりと目標の試験数をこなせず、蒸溜自体も出ている香りが順当なものなのかも判断できず(笑)、まずは感覚をつかむ回でした。続いて、同じく昨年に実施した2回目の試験蒸溜では、1回目の経験をもとにスケジュールを組み立て、予定していた試験数をクリアしました。蒸溜は北海道産・積丹産として使えそうなボタニカルを用意し、どのような香りが出るのかを確認し、次回に向けた検証材料を得ることが出来ました。
そして今回、工程は順調に進み、我々のジンを形成出来るパーツの半分を獲得しました。

pic・10の試験で得たジンのブレンド原料たち

そして、来月には4回目の試験を予定しており、残りのパーツを蒸溜した後は、ジンの完成形を目指してブレンドが始まります。

pic・滴となって出てくる蒸溜酒

皆様にお届けできる日を、楽しく飲んでいただける日を、
毎日心待ちにしています。
㈱積丹スピリット チーフ 妹尾

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ファンド情報

積丹半島クラフトジン ボタニカルファンド
株式会社積丹スピリット
会計期間
2021年1月1日 ~ 2025年12月31日
一口
42,000
償還率
運用中
参加人数
336
調達実績
22,160,000
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