“共同仮設店舗”建設進行状況のご報告 その2
2012年3月28日
いわ井 器・和雑貨・地酒ファンド
陸前高田のいわ井から、近況のお便りが届きました。
以前お伝えした、共同仮設店舗の建設状況のご報告の続きです。
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その後、3月6日、中小機構から建物の引き渡しを受けました。
去年5月初めの建設説明会から、紆余曲折の末、
もう10ヶ月が経ってしまいました。
さて、これから内外装工事に取り掛かります。
前回のレポートで紹介したクラフトタカタの佐々木豊さんによると、建物の状態や工
作機械がまだ揃わない事から、完成は4月にずれ込むとの事でした。
皆様からのご出資は、震災後、私と同様に家も仕事場も失ってしまった
彼の工房で作る什器類の製作費にも使わせていただきます。
つまり、私の店と彼の工房への二重のご支援を戴いていると考えています。
彼の工房の再建後、最初の仕事になるようで、とにかく気合は入っているようです!

4月は年度初めで、例年当店は記念品や贈り物で忙しい時期なので、
引っ越しは多分4月の中旬過ぎになると思います。
そのため、現在のプレハブ店舗を自費で1ヶ月延長する事にしました。
なかなか思うように進みません。
でも前進していることは確かなようです。
そんな中、当ファンドでお世話になっている、ミュージックセキュリティーズ(株)の
皆様が夜訪ねて来て下さいました。

新店舗でお隣同士になる、お菓子司 木村屋さんと私でお迎えしました。
お互いの店をご案内しながら、現状の事や将来の事を聞いて頂きました。

ミュージックセキュリティーズの皆様の頼もしいお顔を見て心強く、
また支援者の皆様が、背中を押して下さる手のぬくもりを感じ、何か勝手に、
この震災を克服しようと共に戦う戦友のような気分になってしまいました。
あー、なんて単純なんでしょう。
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