小学生と味噌づくり。
今日はお隣・宮城県気仙沼市唐桑町の小学校で、味噌づくり。
毎年行っている、この小学校の3年生総合学習の時間。
覚えていらっしゃいます?
以前、7月8日にこの小学校での大豆の苗植えとしょうゆ出前授業を紹介しました。
ここです、ここ。 ↓ ↓ ↓
https://www.securite.jp/news/oen?a=100
このときの大豆が育って、味噌を仕込むことに。
下調べは十分(たぶん)。
大豆を蒸している間に麹と塩をまぜて・・・
できた大豆の味見。
あ、家庭用の圧力鍋でもできますっ!
たのまれていないけど、必ずいる「ボクも味見~。」
わからない言葉はすぐ辞書をひく。
おおお・・・なんだこの付箋は・・・。
大豆をミンチに。
どんどんミンチに。
どんどん、どんどん。
この子はこの作業がいたく気に入ったらしい。
ミンチにした大豆に、麹と塩をまぜたものを入れる。
よぉく、混ぜる。
ひらすら混ぜて、みそだまをつくる。
彼は将来「お弁当屋さんになりたい」んですって。
おいしいミートボールもつくれそうね・・・。
みそだまを、空気をいれないように容器にいれていく。
ふだんお金があればポン!と買える食べものが、どれくらいの月日をかけて
つくられているのかを心とカラダで感じるいい機会。
「3ヵ月後には食べられる?」
「ううううぅん・・・・・。もっとかなぁ。あなたたちが5年生になるころだと美味しいかな。」
「えええぇっ、そんなに待つの?」
「そうだよぉ。その間もよくかきまぜて味を均一にしたり、お手入れをしないといけないんだよ。」
「ふーん・・・・・。」
小学生、なぜか一気にトーンダウン(笑)。
忙しい世の中と忙しい毎日。
あまり手をかけられないから誰かが手作りした食べ物を選んで買って食べる毎日。
時間は余っているはずなのに、
手をかけないで短縮したはずの時間はどこにいっちゃったんだろう?
気がつけば、忙しさが変わらない・・・・・。
子どもたちの無邪気な姿をみていて、胸がイタイ総合学習の時間でした。
もう少し、丁寧に暮らしてみよう、そう思った日。
あの日からもうすぐ1年。
テレビでは特集番組が組まれて、また被災地の状況を詳しく伝えてくれるでしょう。
みなさま。
たくさんのお力添えをありがとうございます。
味噌づくりがまた子どもたちとできるなんて。
夢のようです。
今後とも末永いおつきあいのほど
どうぞよろしくお願いいたします。
これからもいつまでも
みなさまに素晴らしい日々が訪れますように。
たくさんの幸せを祈りつつ。
