鹿の角が麦畑に落ちていました。
2017年5月31日
「日本の食を守りたい」ろのわファンド
鹿の角が麦畑に落ちていました。
5月29日、熊本県の南、球磨郡錦町(菊池から高速を使って1時間半)にはだか麦の収穫に行ってきました。この辺りには農作物を食い荒らす鹿の被害が多く発生していることは聞いていました。麦の収穫で畑に入ったら何やら下に怪しいげな茶色いものが・・「マムシ」かと思って一瞬飛び上がり1mくらいぶっとんだと思いますが、こっちのactionに反してあちらのactionはおきません。(蛇が何よりも苦手な小生)それもそのはず、よくよく見ると「鹿の角」だったのでひと安心でした。
/data/blog/archive/original/34649.JPG
そうそう、なんで錦まで麦の収穫に行ったのかと言いますと、実は有機栽培仲間が4月に亡くなられ残された奥さんが困られておられたので小生が収穫を手伝ったのでした。経営規模が10haほどの農家さんで麦は5haくらい作られていたのです。まだ60代前半の若さでしたが癌の病に勝てず逝ってしまわれました。生前はこれからの農業について良く語り合い、現在高校2年生のご長男の進学について心配しておられました。東京農業大学が良いのか、農業経営者大学校が良いのかと、入院中でもその事ばかり話されていました。農業に対してたくさんの情熱をもって多くの研修生なども受け入れられ、農業の発展に尽力されていた方でした。どんなに良い行いをしたかと言って長生き出来るとは限りませんね。そのような方が亡くなるなんて本当に残念な事です。この世は無常、あす命があると言う保証なんかないにもかかわらず「死」について普段から何も考えていないのが私たち。人の死をもって自分の死について考えるべきではないのでしょうか。人間として生まれてきた目的を知り、後生の一大事の解決を遂げ、「我が人生に悔いはなし」と言って死を迎えたいものです。
東博己
5月29日、熊本県の南、球磨郡錦町(菊池から高速を使って1時間半)にはだか麦の収穫に行ってきました。この辺りには農作物を食い荒らす鹿の被害が多く発生していることは聞いていました。麦の収穫で畑に入ったら何やら下に怪しいげな茶色いものが・・「マムシ」かと思って一瞬飛び上がり1mくらいぶっとんだと思いますが、こっちのactionに反してあちらのactionはおきません。(蛇が何よりも苦手な小生)それもそのはず、よくよく見ると「鹿の角」だったのでひと安心でした。
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そうそう、なんで錦まで麦の収穫に行ったのかと言いますと、実は有機栽培仲間が4月に亡くなられ残された奥さんが困られておられたので小生が収穫を手伝ったのでした。経営規模が10haほどの農家さんで麦は5haくらい作られていたのです。まだ60代前半の若さでしたが癌の病に勝てず逝ってしまわれました。生前はこれからの農業について良く語り合い、現在高校2年生のご長男の進学について心配しておられました。東京農業大学が良いのか、農業経営者大学校が良いのかと、入院中でもその事ばかり話されていました。農業に対してたくさんの情熱をもって多くの研修生なども受け入れられ、農業の発展に尽力されていた方でした。どんなに良い行いをしたかと言って長生き出来るとは限りませんね。そのような方が亡くなるなんて本当に残念な事です。この世は無常、あす命があると言う保証なんかないにもかかわらず「死」について普段から何も考えていないのが私たち。人の死をもって自分の死について考えるべきではないのでしょうか。人間として生まれてきた目的を知り、後生の一大事の解決を遂げ、「我が人生に悔いはなし」と言って死を迎えたいものです。
東博己