【北海道の太陽発電所2】北海道の発電所はやめるべきだ?

2019年7月24日
農家の太陽光発電ファンド 北海道1号

品川甚作農園の担当品川です。

今回も、北海道の太陽光発電はやってはいけないのか?
について、まとめてみました。

答えは、北海道の太陽光発電所こそやるべきです‼

【 台風の影響を他の地域よりも受けない】

太陽光発電所の致命傷の一つ、それは自然災害です。
台風が到来すると被害を受ける可能性があります。
風でパネルが飛ばされることは現在の技術では
まずありえません。
強風に運ばれてきた木の枝や小石などがパネルを
傷つけるおそれはあります。

北日本に台風が訪れる頻度はかなり低めです。
また、上陸したとしても勢力が弱まっているケース
も少なくありません。

【北海道などの寒冷地は気温よりも雪に気を付ける】

前回の記事で、高温になると電気変換のロスが増して熱損失が生じ、
発電量が低下することに触れましたが、それでは気温が下がった場合
はどうなのでしょうか。

ソーラーパネルの性質にもよりますが、ほとんどの場合、寒い気温での
発電効率にはさほど影響がないことがわかっており、猛暑が続く関東や
関西に比べて北海道の方が太陽光発電には向いているという事になります。

むしろ、そのような理由を考慮すると、効率よく発電するためには気温の
低い北海道のような気候が適しています。
実際、北海道で夏と冬の発電量を比較した場合、冬の季節の発電量の方が
夏場よりも高くなっていることがあるといわれております。

ちなみに、札幌の1年間の平均発電量が6000kwHであるのに対して、
東京では5600kwH、仙台では5800kwH、大阪でも5800kwH、
福岡では5600kwH
というデータがあるようです。

ただし、北海道などの寒冷地では、毎年大雪となっているのでソーラーパネル
に雪が被ると発電効率が0に近くなってしまいます。
ですから、雪を積もらせたままにしてしまうと、年間の発電量が日照量の短い
地域よりも低下することがあるのです。

従って北海道の場合は、気温よりも雪による光の吸収を妨げる現象を避けるのです。

つまり、設置場所の積雪量により架台の高さを設計上考慮する。
そして、モジュールの角度で雪の自然落下を考慮する。
ということになります。

悪い例:前側の高さが足りない、角度が足りない)

それでは、次回の投稿もおたのしみに‼


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ファンド情報

農家の太陽光発電ファンド 北海道1号
株式会社品川甚作農園
会計期間
2021年6月1日 ~ 2031年5月31日
一口
31,500
償還率
運用中
参加人数
83
調達実績
11,670,000
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