みしらず柿
2018年6月4日
会津東山温泉 月のあかりファンド
みしらず柿

この週末は
晴天に恵まれ
真夏のような暑さの会津でした。
東山温泉から山1つ越えた裏側に
門田(もんでん)地区があります。
田植えがもうすっかり終わり
とても気持ちのいい景色でしたので一枚。
奥に見えるのが
磐梯山です。
田んぼの奥にある木は
柿の木です。
ここ門田地区(御山)は、
皇室への献上品にもなっている
会津みしらず柿の産地です。
みしらず柿は、
会津で栽培されている渋柿で、
会津の歴史とともに古くから栽培されてきた柿です。
みしらず柿の名前の由来は、
諸説ありますが、
漢字で書くと
「身不知柿」
と書き、
枝が折れそうなほどに
沢山の実をつけることから
「身の程知らずな柿」
であるためという説や、
あまりに美味しいので
我が身も考えずに
食べ過ぎてしまう柿だから
という説などがあります。
どの説も、
あまりの美味しさから
生まれた説のようです。
みしらず柿は、
渋柿ですので
渋抜きをしないと食べられません。
渋抜きは
焼酎で行い
二重に梱包された柿に焼酎をかけ、
封をしたまま
渋が抜けるまでの10日~2週間程
開封せずに保管します。
開封日が箱に記載されており、
封をあけると
焼酎の香りと共に
甘い柿の香りがしていたら
渋が抜けたサインです。
上品な甘さで
いくらでも食べられる
身しらず柿。
最近では、
加工され、
ドレッシングなど販売されるようになりました。
是非、一度ご賞味くださいませ。