5月、6月の仕事の様子をまとめました。
2025年7月4日
阿蘇で育てる「一期一会のあか牛」ファンド
おかげさまで大変忙しい毎日を過ごしておりまして、
ファンドニュースの配信が滞っておりました。
5月、6月の牧場の様子をまとめてあげさせていただきます。
5月の上旬にイタリアンライグラスの収穫作業を行いました。
写真は刈り取りの作業です。


機械で攪拌しながら牧草を乾燥させ、水分量を調整します。
その後、乳酸菌を添加しながらロールすることで牛にとって美味しく、
栄養豊富なイタリアンのサイレージが完成します。
写真はテッダ(くるくる混ぜる作業機)による調整作業です。

阿蘇は降水量が多く、東京都の約2倍ほどの雨が降ります。
そしてその雨が、上手に牧草の収穫作業のタイミングに重なってきます。
そのため、株式会社ASO塚本ファームでは良質な牧草を収穫するために、
牧草の作型をずらすなどの工夫を行っています。
今年も晴天に恵まれ、良い状態のイタリアンを収穫することができました。
ロールベーラ(丸める機械)でロールしたものを、ラッピングマシンで
ぐるぐる巻きにしてWCS(ホールクロップサイレージ)が完成します。
このあと2か月間ほど寝かせると、良い状態に発酵し、
牛たちが食べる美味しい牧草(イタリアンのWCS)の完成です。
新しい牧草の完成までは、去年収穫したものを食べさせます。

イタリアンライグラスの収穫が終わったらすぐに作業機を付け替えて、
今度は夏牧草の播種作業を行います。
阿蘇は梅雨の雨量が多すぎて、牧草の種子が流されてしまったり、
水に浸かって呼吸ができず発芽しないというようなことが起こります。
それを避けるために、今年は梅雨に入る前に発芽させある程度草丈を伸ばしておくという作戦で、
5月の上旬に狙いを定めて一連の作業を行っています。
写真は圃場の水はけを良くするために、暗渠排水を掘っているところです。

その後、施肥・耕耘・播種・転圧で夏牧草播種の作業は完了です。
今年は嗜好性の良いスーダングラスを播種しました。
あとは上手に発芽してくれるのを待つだけです。

そして、5月の後半からは稲作がスタートします。
稲作の方は会社ではなく、個人(農家)としての作業になるため写真等はアップしませんが、
我々にとっては春の農繁期でとても忙しくなります。
牛も飼いながら、肉屋もしながら、田畑の作業となると、本当に天手古舞です。
我が家では、5月の後半に稲(主食用米)、6月の中旬に飼料稲(牛の餌になる稲)の田植えを行います。
やっと忙しい時期が過ぎたかと思えばこの猛暑。
牛たちも突然の暑さに体がついていかない様子。
山の上の阿蘇でも、最高気温は32度以上になります。
熱中症による事故も多発していますので、未然に防ぐことができるように、
見回りや熱中症対策を充実させていこうと思います。
ファンドニュースの配信が滞っておりました。
5月、6月の牧場の様子をまとめてあげさせていただきます。
5月の上旬にイタリアンライグラスの収穫作業を行いました。
写真は刈り取りの作業です。


機械で攪拌しながら牧草を乾燥させ、水分量を調整します。
その後、乳酸菌を添加しながらロールすることで牛にとって美味しく、
栄養豊富なイタリアンのサイレージが完成します。
写真はテッダ(くるくる混ぜる作業機)による調整作業です。

阿蘇は降水量が多く、東京都の約2倍ほどの雨が降ります。
そしてその雨が、上手に牧草の収穫作業のタイミングに重なってきます。
そのため、株式会社ASO塚本ファームでは良質な牧草を収穫するために、
牧草の作型をずらすなどの工夫を行っています。
今年も晴天に恵まれ、良い状態のイタリアンを収穫することができました。
ロールベーラ(丸める機械)でロールしたものを、ラッピングマシンで
ぐるぐる巻きにしてWCS(ホールクロップサイレージ)が完成します。
このあと2か月間ほど寝かせると、良い状態に発酵し、
牛たちが食べる美味しい牧草(イタリアンのWCS)の完成です。
新しい牧草の完成までは、去年収穫したものを食べさせます。

イタリアンライグラスの収穫が終わったらすぐに作業機を付け替えて、
今度は夏牧草の播種作業を行います。
阿蘇は梅雨の雨量が多すぎて、牧草の種子が流されてしまったり、
水に浸かって呼吸ができず発芽しないというようなことが起こります。
それを避けるために、今年は梅雨に入る前に発芽させある程度草丈を伸ばしておくという作戦で、
5月の上旬に狙いを定めて一連の作業を行っています。
写真は圃場の水はけを良くするために、暗渠排水を掘っているところです。

その後、施肥・耕耘・播種・転圧で夏牧草播種の作業は完了です。
今年は嗜好性の良いスーダングラスを播種しました。
あとは上手に発芽してくれるのを待つだけです。

そして、5月の後半からは稲作がスタートします。
稲作の方は会社ではなく、個人(農家)としての作業になるため写真等はアップしませんが、
我々にとっては春の農繁期でとても忙しくなります。
牛も飼いながら、肉屋もしながら、田畑の作業となると、本当に天手古舞です。
我が家では、5月の後半に稲(主食用米)、6月の中旬に飼料稲(牛の餌になる稲)の田植えを行います。
やっと忙しい時期が過ぎたかと思えばこの猛暑。
牛たちも突然の暑さに体がついていかない様子。
山の上の阿蘇でも、最高気温は32度以上になります。
熱中症による事故も多発していますので、未然に防ぐことができるように、
見回りや熱中症対策を充実させていこうと思います。