本震から2年。
2018年4月15日
多くの想いで復興へ 老舗宝石店ファンド
皆さん、こんにちは。
ソフィ・タカヤナギ社長の髙栁です。
昨日15日は熊本地震前震から丸2年でした。
前震ではまだ、片付けしながら明るく『明日から営業再開しよう!』と社員に声掛けていたのですが、まさかそれを遥かに上回る本震が襲ってくるとは夢にも思っていませんでした。
あれから2年。
当社も一歩ずつ前進しております。
同じ下通の中でも、今現在解体工事を行っているお店もあれば、解体が完了し更地のままになっているところ、建設工事がほぼ完了しつつあるところとそれぞれです。
全てが完了するにはまだまだ数年は掛かるでしょうし、熊本県全体としては数十年の月日が必要とされています。
この経験をもとに、震災に強いまちづくりを。
そして、日本の他の地域でも近い将来起こるといわれている大地震に警鐘を鳴らし、少しでも災害への備えが出来ますように。
以下、被災時に役に立ったことなどを少し書き連ねてみたいと思います。
・自宅の立地は?ハザードマップを必ず確認
・避難場所は震度いくつまで耐えうるのか?ダメならどこに避難するか
・備蓄物資は最低限3日間を目安に(保存食、水、懐中電灯、モバイルバッテリー、防刃手袋、シート、マスク、エアークッション等)
・生活用水は想像以上に必要(トイレ一回で約13ℓ)お風呂に水を貯めて
・通話できなくてもSNSは可能。LINE既読で取り敢えずの生存確認ができる
・ガソリンは満タンに。立体駐車場は車が出せなくなるので自走式がベター
・橋は通行できなくなる(特に車)移動経路を確認
・小銭があると自動販売機で購入できる
・ガスの元栓、水道のメーターを確認。漏れはないか?
・住居の手配。今の場所が住めない状況ならばすぐに不動産会社に住まいの手配を。入居可能な物件はすぐに埋まります。避難所生活は心身ともに疲弊して生活再建がどんどん厳しくなります。
以下、経営者向け
・事業所の建物が耐震基準をクリアしているかどうか。特に昭和56年以前の建物は旧耐震基準で危険です。
・社員は安全確認できるまで出社させない!二次災害の恐れもあります。
・店舗の状況確認。営業できそうにないならばすぐに物件探し。営業可能な物件はすぐに埋まります。
・業務内容の確認。受注状況や受渡しスケジュール等。預かり品の確認。発送品や受け取り予定の配達物はないかどうか等
・罹災証明書は最低10枚は必要。融資や借り換え、各種手続き申し込み時に必要になります。
・資金繰りを!返済は待ってくれません。金融機関に連絡を取り、既存借入の返済は一時停止し、運転資金申し込みを。膨大な申し込みがくるため、融資に相当時間が掛かります。罹災証明が必要。
・地震保険の家財は金額ではなく個数。壊れたものは全て写真に収めて。10万円のもの1個よりも1万円のもの10個の方が保険金額が多く出ます
・備えあれば憂いなし。保険加入を!
ソフィ・タカヤナギ社長の髙栁です。
昨日15日は熊本地震前震から丸2年でした。
前震ではまだ、片付けしながら明るく『明日から営業再開しよう!』と社員に声掛けていたのですが、まさかそれを遥かに上回る本震が襲ってくるとは夢にも思っていませんでした。
あれから2年。
当社も一歩ずつ前進しております。
同じ下通の中でも、今現在解体工事を行っているお店もあれば、解体が完了し更地のままになっているところ、建設工事がほぼ完了しつつあるところとそれぞれです。
全てが完了するにはまだまだ数年は掛かるでしょうし、熊本県全体としては数十年の月日が必要とされています。
この経験をもとに、震災に強いまちづくりを。
そして、日本の他の地域でも近い将来起こるといわれている大地震に警鐘を鳴らし、少しでも災害への備えが出来ますように。
以下、被災時に役に立ったことなどを少し書き連ねてみたいと思います。
・自宅の立地は?ハザードマップを必ず確認
・避難場所は震度いくつまで耐えうるのか?ダメならどこに避難するか
・備蓄物資は最低限3日間を目安に(保存食、水、懐中電灯、モバイルバッテリー、防刃手袋、シート、マスク、エアークッション等)
・生活用水は想像以上に必要(トイレ一回で約13ℓ)お風呂に水を貯めて
・通話できなくてもSNSは可能。LINE既読で取り敢えずの生存確認ができる
・ガソリンは満タンに。立体駐車場は車が出せなくなるので自走式がベター
・橋は通行できなくなる(特に車)移動経路を確認
・小銭があると自動販売機で購入できる
・ガスの元栓、水道のメーターを確認。漏れはないか?
・住居の手配。今の場所が住めない状況ならばすぐに不動産会社に住まいの手配を。入居可能な物件はすぐに埋まります。避難所生活は心身ともに疲弊して生活再建がどんどん厳しくなります。
以下、経営者向け
・事業所の建物が耐震基準をクリアしているかどうか。特に昭和56年以前の建物は旧耐震基準で危険です。
・社員は安全確認できるまで出社させない!二次災害の恐れもあります。
・店舗の状況確認。営業できそうにないならばすぐに物件探し。営業可能な物件はすぐに埋まります。
・業務内容の確認。受注状況や受渡しスケジュール等。預かり品の確認。発送品や受け取り予定の配達物はないかどうか等
・罹災証明書は最低10枚は必要。融資や借り換え、各種手続き申し込み時に必要になります。
・資金繰りを!返済は待ってくれません。金融機関に連絡を取り、既存借入の返済は一時停止し、運転資金申し込みを。膨大な申し込みがくるため、融資に相当時間が掛かります。罹災証明が必要。
・地震保険の家財は金額ではなく個数。壊れたものは全て写真に収めて。10万円のもの1個よりも1万円のもの10個の方が保険金額が多く出ます
・備えあれば憂いなし。保険加入を!