醤油発祥の地!和歌山
醤油の発祥の地は和歌山という事は皆さんご存じだったでしょか?
ルーツは中国から伝わってきた「醤」(ひしお)という、肉や魚に塩を加えて、麹と酒を入れて瓶に詰めて寝かせた塩辛のようなものだったみたいです。
その醤を今のように液体として使われるようになった発祥が「和歌山」なんです。
鎌倉時代に中国の宋から「径山寺味噌」というおかずとして食べるなめ味噌の製法を持ち帰ったのが禅僧の覚心
覚心が紀伊半島の和歌山がこの径山寺味噌を創るのに適した地だと製造がはじまりました。
村人と一緒に製造をしている途中この径山寺味噌の上に溜まってくる液体が美味しいことに気づき、これを捨てるのがもったいないとして「溜まり」と呼ばれ醤油が生まれました。
先日ケンケンガツオの紹介時に刺身の横に映っていた醤油があったとおもいます。
覚えているでしょうか?
あちらの醤油は
『三ッ星醤油堀河屋野村』さんのもの。和歌山で創業300年の超老舗醤油屋さんです。
すべて手作り。大豆を煮る時もガスや電気で煮るのではなく、薪で火をおこす徹底ぶり。発祥の地和歌山でも堀河屋さんだけじゃなでしょうか。。。
さすがとしか言いようがないです。
http://www.horikawaya.com/ ←「堀河屋野村」さんHP
全国のグルメ通のファンがめちゃ多いです!!
ちなみに僕が作っている「紀州備長炭干し 西京漬け」の味噌床のベースは堀河屋さんの白味噌です。
色々なところからお味噌を取り寄せ試した中で僕はこの白味噌が一番だと思い使わせて頂いてます。
上品で甘ったるくなく、魚に負けずかといって前にも出すぎずってとこです。
白味噌は11月~3月のみの限定販売です。
そして18代目が僕の高校の先輩になります!!
何せ素晴らしい醤油屋さんです。。。