土用の丑の日(ウナギの話)
2015年7月24日
美味しさ引き出す 播磨灘天然魚ファンド
今日は、「土用の丑の日」にあたる日ですね。
なぜ、この日にウナギを食するでしょうか?
よく知られている話が、「売れないウナギの販促のため、ウナギを食べる風習を根付かせたという説」です。
簡単に言えば、バレンタインデーのチョコと同じ内容のものです。
一方、万葉集の中では、大伴家持が、鰻を歌に登場させています。
巻16‐3854
痩す痩すも 生けらばあらむを 将やはた 鰻を漁ると 河に流れな
巻16‐3853
石麻呂に 吾れもの申す 夏痩せに よしといふものぞ 鰻とり食せ
これらの歌を鑑みると、8世紀の時代には、鰻が夏痩せに効果のある機能性食品として認識されていたのではないでしょうか。
また、この時代にはすでに「食と健康」に関係する概念がいろいろあったことが考えられます。
しかしながら、江戸時代に入って、夏に鰻が不人気な時があり、そこから商業的な理由で「土用の丑の日にウナギ」が生まれたと思われます。
一般的にウナギの生態は、「マリアナ諸島沖で産卵し、稚魚が海流に乗って成長しながら日本近海まで移動、その後は川などで成長を続ける」と言われています。つまり、淡水魚としてのイメージが定着しています。
そこで、「大人のウナギは、海にもたくさん生息している」と言ったら信じますか?
この話は、また後日に。
なぜ、この日にウナギを食するでしょうか?
よく知られている話が、「売れないウナギの販促のため、ウナギを食べる風習を根付かせたという説」です。
簡単に言えば、バレンタインデーのチョコと同じ内容のものです。
一方、万葉集の中では、大伴家持が、鰻を歌に登場させています。
巻16‐3854
痩す痩すも 生けらばあらむを 将やはた 鰻を漁ると 河に流れな
巻16‐3853
石麻呂に 吾れもの申す 夏痩せに よしといふものぞ 鰻とり食せ
これらの歌を鑑みると、8世紀の時代には、鰻が夏痩せに効果のある機能性食品として認識されていたのではないでしょうか。
また、この時代にはすでに「食と健康」に関係する概念がいろいろあったことが考えられます。
しかしながら、江戸時代に入って、夏に鰻が不人気な時があり、そこから商業的な理由で「土用の丑の日にウナギ」が生まれたと思われます。
一般的にウナギの生態は、「マリアナ諸島沖で産卵し、稚魚が海流に乗って成長しながら日本近海まで移動、その後は川などで成長を続ける」と言われています。つまり、淡水魚としてのイメージが定着しています。
そこで、「大人のウナギは、海にもたくさん生息している」と言ったら信じますか?
この話は、また後日に。