自粛中ですので、少し雑談⑥
2022年2月22日
広島 空き家/移住で地方創生ファンド
■生い立ち⑥
今回は個人事業主として独立してからの体験について記していきます。
2013年夏ごろ、お世話になったREGAO社を退職し、個人事業主登録をしセブンイレブン事業を開始しました。
なぜセブン?とよく聞かれます。
正直、コンビニはそれまで使う側であり、なおかつ私自身の利用頻度も一般の方より少ない利用だと思います。始めて知ることがたくさんありました。
不動産会社時代のつながりで、山口でセブンイレブンをしているオーナーに知人がおり、独立に向けての相談をしていました。
セブンイレブンは開業にあたり自己資金が少なく始められることを知り、また本部の規模からシステムやバックアップ体制、商品力などの背景を味方にすることで、数年後には店舗を複数経営し、任せられる人材を置き、セブンイレブン事業に専念しながらも事業拡大を図れないかの計画をしました。
まずは開業から3年で2号店を出店することを目標に始めました。
1号店開店直後から、事業の大変さに気づきました。
まずは思いのほかアルバイト採用が進まず、早朝や深夜にシフトに入ってくれるアルバイトが来ず。不足の状態での開店でした。
元々、自身が人件費削減も考え深夜早朝勤務の約16時間程度は入ろうと考えていたので、覚悟はありましたが、体力的には相当きつかったように思います。
当時の自分を振り返ってみても、ストレスからの八つ当たりや思い通りにいかない苛立ちなど、理想とする経営者像からは程遠い人物だったと感じます。
開業から丸2年間は休まず働き続け、その間どうすれば業務を委譲できるか、仕組化を考え続けました。
24時間営業365日営業の中で、直接会えない、コミュニケーションを取れないスタッフへの周知徹底をすることが、まずのハードルでした。
ここについては、徹底的に発信を続けるほかないので、LINEやメール、共有ノート、ホワイトボードなどを利用した掲示板、貼り紙など、あらゆるツールでしつこく発信することでした。
それでも漏れはありましたが。仕方がないと考えるしかないです。
1年くらい経つと、自身の働くペース配分やSE事業のイベント関連の流れもつかめてきて、少し軌道に乗ってきたように感じていました。
各時間帯にも自身の方針に理解してくれるようなスタッフも増えてきて、まとまりができてきた矢先。労働基準監督署から業務改善の指摘を受けました。
匿名での通報があったとのこと。当時、高校生のスタッフで、よく頑張って働いてくれていたと印象のあったスタッフだったのですが、実は私や店長の仕事の仕方に不満を抱いていたようで、知らないところで残業をしていたと主張され、労基署に相談したとのことでした。
匿名ではありましたが、周辺スタッフにも通報するとのことを漏らしていたようで、直後にすぐ発覚しました。
本人とは、面談し残業代を支払って退職する結果となりました。
なかなか頑張って働いてくれているなとこちらが思っていても、相手が思っていることは計り知れないことを、まざまざと感じさせられました。
同時に、私自身の労務管理の怠慢も指摘を受け、労基署の担当官にアドバイスを頂きながら、改善報告書作成を通じて、SEシステムでできていない点を整備し、店舗独自のルールや管理方法を取るように改善しました。
実体験ほど勉強になるものはないと痛感しました。
同じころ、もう1つ難儀がありました。
開店1年くらいして、大学時代の同級生を店長として雇用しました。
これが全然働いてくれず笑
作業はしてくれるのですが、仕事は発展性がなく、なかなか厳しいなと思っていました。
雇用して1年程度経過したころ、さすがにこれ以上雇用し続けるのは、経営的にも余裕はなく、他のスタッフにも示しがつかない状況になり、退職して頂きました。
※簡単に数行で書きましたが、実際にはもっと深く気を使いつつの取り組みでした笑
これも経験
仲のいい友人とは、一緒に仕事を(自分の会社では)しない方がいいと学びました。
うまくやっていらっしゃる方もいると思いますが、私には合わないなと。
退職者が続いていくと、なぜだろうか、良い人が入ってくる。
不思議なものです。
何とも、体内がきれいに浄化されるような、悪い血が流れ出て、きれいな血に入れ替わるように。(無宗教ですのでご心配なく笑)
早朝のアルバイトスタッフで他のバイトと掛け持ちをしていたスタッフから、社員になりたい申し出がありました。
もともとそのスタッフには、社員になってほしい旨を伝えていました。
当時20歳ですが、今も働いてくれていて2店舗管理をしっかりしてくれています!
その後も、他店舗のオーナーさんからSVを通じて、社員紹介があり戦力が増えていきました。
そうなってくると、シフトも安定してきて心にゆとりが出てくるものですね。
私自身の業務も少しずつ委譲できていき、私がしなければならない業務とそうでない業務とで分けていき、分担が進みました。
3年が過ぎたころから本格的に新規出店を目指して、本部の出店担当者とも話しながら日々を過ごしていました。
4年目に差し掛かること、1号店の近くのSEオーナーが引退するということで、店舗を引き継げないか、の持ちかけがあり2号店としてリニューアルオープンさせて頂くこととなりました。
これと同時に法人化をし、いよいよ会社経営へと成長?していきました。
個人事業主として独立してからのお話はこの辺で。
次回は法人設立と2号店を開店してからの体験エピソードを記したいと思います。
今回は個人事業主として独立してからの体験について記していきます。
2013年夏ごろ、お世話になったREGAO社を退職し、個人事業主登録をしセブンイレブン事業を開始しました。
なぜセブン?とよく聞かれます。
正直、コンビニはそれまで使う側であり、なおかつ私自身の利用頻度も一般の方より少ない利用だと思います。始めて知ることがたくさんありました。
不動産会社時代のつながりで、山口でセブンイレブンをしているオーナーに知人がおり、独立に向けての相談をしていました。
セブンイレブンは開業にあたり自己資金が少なく始められることを知り、また本部の規模からシステムやバックアップ体制、商品力などの背景を味方にすることで、数年後には店舗を複数経営し、任せられる人材を置き、セブンイレブン事業に専念しながらも事業拡大を図れないかの計画をしました。
まずは開業から3年で2号店を出店することを目標に始めました。
1号店開店直後から、事業の大変さに気づきました。
まずは思いのほかアルバイト採用が進まず、早朝や深夜にシフトに入ってくれるアルバイトが来ず。不足の状態での開店でした。
元々、自身が人件費削減も考え深夜早朝勤務の約16時間程度は入ろうと考えていたので、覚悟はありましたが、体力的には相当きつかったように思います。
当時の自分を振り返ってみても、ストレスからの八つ当たりや思い通りにいかない苛立ちなど、理想とする経営者像からは程遠い人物だったと感じます。
開業から丸2年間は休まず働き続け、その間どうすれば業務を委譲できるか、仕組化を考え続けました。
24時間営業365日営業の中で、直接会えない、コミュニケーションを取れないスタッフへの周知徹底をすることが、まずのハードルでした。
ここについては、徹底的に発信を続けるほかないので、LINEやメール、共有ノート、ホワイトボードなどを利用した掲示板、貼り紙など、あらゆるツールでしつこく発信することでした。
それでも漏れはありましたが。仕方がないと考えるしかないです。
1年くらい経つと、自身の働くペース配分やSE事業のイベント関連の流れもつかめてきて、少し軌道に乗ってきたように感じていました。
各時間帯にも自身の方針に理解してくれるようなスタッフも増えてきて、まとまりができてきた矢先。労働基準監督署から業務改善の指摘を受けました。
匿名での通報があったとのこと。当時、高校生のスタッフで、よく頑張って働いてくれていたと印象のあったスタッフだったのですが、実は私や店長の仕事の仕方に不満を抱いていたようで、知らないところで残業をしていたと主張され、労基署に相談したとのことでした。
匿名ではありましたが、周辺スタッフにも通報するとのことを漏らしていたようで、直後にすぐ発覚しました。
本人とは、面談し残業代を支払って退職する結果となりました。
なかなか頑張って働いてくれているなとこちらが思っていても、相手が思っていることは計り知れないことを、まざまざと感じさせられました。
同時に、私自身の労務管理の怠慢も指摘を受け、労基署の担当官にアドバイスを頂きながら、改善報告書作成を通じて、SEシステムでできていない点を整備し、店舗独自のルールや管理方法を取るように改善しました。
実体験ほど勉強になるものはないと痛感しました。
同じころ、もう1つ難儀がありました。
開店1年くらいして、大学時代の同級生を店長として雇用しました。
これが全然働いてくれず笑
作業はしてくれるのですが、仕事は発展性がなく、なかなか厳しいなと思っていました。
雇用して1年程度経過したころ、さすがにこれ以上雇用し続けるのは、経営的にも余裕はなく、他のスタッフにも示しがつかない状況になり、退職して頂きました。
※簡単に数行で書きましたが、実際にはもっと深く気を使いつつの取り組みでした笑
これも経験
仲のいい友人とは、一緒に仕事を(自分の会社では)しない方がいいと学びました。
うまくやっていらっしゃる方もいると思いますが、私には合わないなと。
退職者が続いていくと、なぜだろうか、良い人が入ってくる。
不思議なものです。
何とも、体内がきれいに浄化されるような、悪い血が流れ出て、きれいな血に入れ替わるように。(無宗教ですのでご心配なく笑)
早朝のアルバイトスタッフで他のバイトと掛け持ちをしていたスタッフから、社員になりたい申し出がありました。
もともとそのスタッフには、社員になってほしい旨を伝えていました。
当時20歳ですが、今も働いてくれていて2店舗管理をしっかりしてくれています!
その後も、他店舗のオーナーさんからSVを通じて、社員紹介があり戦力が増えていきました。
そうなってくると、シフトも安定してきて心にゆとりが出てくるものですね。
私自身の業務も少しずつ委譲できていき、私がしなければならない業務とそうでない業務とで分けていき、分担が進みました。
3年が過ぎたころから本格的に新規出店を目指して、本部の出店担当者とも話しながら日々を過ごしていました。
4年目に差し掛かること、1号店の近くのSEオーナーが引退するということで、店舗を引き継げないか、の持ちかけがあり2号店としてリニューアルオープンさせて頂くこととなりました。
これと同時に法人化をし、いよいよ会社経営へと成長?していきました。
個人事業主として独立してからのお話はこの辺で。
次回は法人設立と2号店を開店してからの体験エピソードを記したいと思います。