牧丘のご紹介
2019年8月20日
山梨 ぶどうの旨味を生かすワインファンド
皆さま、平素よりお世話になっております。
Cantina Hiroの広瀬でございます。
本日は、当社がワインを製造している山梨県の牧丘町について簡単にご紹介したいと思います。
ご存知の通り、山梨県はぶどう収穫量で全国一位の県です。41,400t(平成27年のデータ)と全国の22.9%を占め、第2位の長野県の28,300tの約1.5倍となっています。
当社が位置する牧丘地区は、巨峰の生産量で日本一を誇っています。日夜の寒暖差が大きいこと、緩やかな南斜面にぶどう棚が設置されているため日当たりと水はけが良くぶどう栽培に向いていることがその理由です。
そのため、巨峰は他地区と比べても色、味が優れておりそれはそのままワインの品質にも反映されます。
一方、ぶどうの栽培面積も全国一位ではあるものの、平成18年には4,350haだったものが、平成25年には4,190haまで減少しており、耕作放棄地率は16.1%と全国でも高く、耕作放棄地化が目下の課題となっております。
本ファンドの資金の一部は耕作放棄地造成費に大切に使用させて頂きます。現状、当社一社でできることは限られてはいますが、高品質のぶどうにさらなる付加価値をつけるワインの製造・販売が盛んになってくれば、牧丘の耕作放棄地率の低下にも貢献できると考えて日々事業を行っております。
何卒ご支援の程、宜しくお願い申し上げます。
巨峰と富士山(明け方です)
造成中の耕作放棄地