品川甚作農園 担当の品川です。
「北海道は、太陽光発電に向いているんですよ」とお話をすると
、そうなんですか〜?という方もいらっしゃいます。
多くの方は、北海道は「寒い、雪が多い、日が短い」といった
イメージがあるからなんでしょうね。

そのイメージと、太陽光発電のイメージとが結びつかないのも、
仕方ないことかもしれませんね。

最初に、太陽光発電投資そのもののメリットや将来性を確認しておきます。
よほど大きな自然災害等がない限り、長期的にみれば、太陽光による発電量は
地域ごとの過去の気象データから推定可能な平均値に収束します。
さらに、太陽光発電設備は水車や風車のような駆動部分がないため、大規模な
メンテナンスの必要がありません。
つまり、大きな修繕コストは原則かからないという利点があります。
将来得られるキャッシュフローと利回りが非常に安定しており、事前の収益予測
からのブレが少ないことが、太陽光発電投資の最大の特徴です。
通常の収益不動産への投資と比べてみると、太陽光発電投資のメリットがよくわかると思います。
収益不動産では、空室リスクや賃料の下落リスクは避けられません。
また、メンテナンスコスト、大規模修繕などによる将来の追加的なキャッシュアウトが
不透明な部分もあります。
それと比べると、太陽光発電はキャッシュフローや利回りの安定性が非常に高いのです。

一方で、収益不動産の場合は、土地等の値上がりにより売買差益を得られる可能性があります。
しかし、太陽光発電投資は土地等の価値への投資ではなく、あくまで20年間固定価格で売電
できる「しくみ」への投資であるため、キャピタルゲイン狙いの投資には向きません。
意外かもしれませんが、北海道は、晴天の日が多い、という事実によります。
日本で唯一、北海道には「梅雨」がありません。
また、年間平均気温は低めですが、このことが太陽光発電にとって大きなメリット
となります。
実は、太陽光発電装置(発電素子)は熱に比較的弱く、気温が高過ぎると発電効率が落ち、
気温が適度に低いと効率が上がるという特性を持っています。
北海道の平均気温の低さは、かなり有利な環境なのです。
逆に、沖縄のような年間を通して高気温のエリアは、実はあまり向いていません。

北海道は緯度が高いため、低緯度地域に比べると太陽が高く登りません。
簡単に言うと「ななめから日が差す」のです。
そのため、通常の発電パネルの傾斜角は道外では土地が狭いこともあり、
10度程度ですが、北海道エリアでは30度から40度で設置します。

この角度により、ななめから差す日の光をもっとも効率よく受けられるわけですが、
これだけ急傾斜なパネルであれば、もし多くの降雪があってもすぐに滑り落ちていくため、
発電効率が大幅に下がる心配は低減されます。
まさに一石二鳥です。発電パネル自体も、高さ約1.4mの強固な架台の上に設置するため、
滑り落ちた雪が多少周りに積み重なっても、それによって日照が遮られることはなかなか
ありません。
また、1.4mもの高さがあれば、雑草が茂る夏でも、その影響を受けることはほとんどない
といえるのです。
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