債務超過って書いてあるけど大丈夫?

2018年8月14日
働く親の「困った」に応える保育園ファンド

代表の河村です。

投資家様にとって懸念材料となるのが弊社が債務超過しているということではないでしょうか。
はい。弊社は昨年度(10月末決算)に1500万円の赤字を出しています。

まあ、冷静に考えれば、赤字決算の後の今年3月に弊社は「りんご保育園」と「自立学習RED多治見教室」を開設していますから、赤字=経営がヤバいってことではないんです。

今回はその説明をします。

弊社は昨年度に3店舗をオープンさせました。
3月:河合塾マナビス多治見校:2000万円の融資
7月:りんごの花今渡店:1500万円の融資
10月:りんごの花多治見店:1000万円の融資



河合塾マナビスは10月末までで2338万円の売上があるんですが、学習塾というのは年間の売上の7割を11月から3月までに稼ぐので、10月末決算ではそれが反映されません。

りんごの花は介護保険を用いたシニアフィットネスなんですが、介護保険というのは2ヶ月後に保険料が支払われます。つまり、今渡店でいうとこんな感じです。

7月:開店時の無料体験期間(売上0円)
8月:売上60万円→11月入金(本当は10月入金予定でしたがシステムに不備があり1ヶ月遅れ)
9月:売上80万円→11月入金

弊社の決算は10月末決算で、当時は入金主義の会計だったわけです。

従って、内装工事や6月からの人件費、家賃というコストは4ヶ月分あるのに、売上は0円だったわけですね。多治見店も同様に9月からコストが発生しているのに売上は0円なわけです。

そりゃ赤字決算だよねってことです。逆に言えば、それで赤字が1500万円しかないということで金融機関からは優良企業の扱いは変わらなかったということです。

実際、債務超過の決算書を基に弊社は今期4000万円のプロパー融資と1500万円の新規当座貸し越しを受けています。もちろん、民間企業ですから絶対はありませんが、少なくとも債務超過が持っているイメージほど弊社は弱くないかなとは思います。

保育園という保守的な事業なので爆発的な成功はしませんが、一方で、事業計画より乖離するような失敗もないと思います。ぜひ、みなさんの力で新しい保育園を作っていきたいと思います。

ファンド情報

働く親の「困った」に応える保育園ファンド
株式会社FiveBoxes
集まっている金額
4,120,000 円 / 20,000,000 円
一口
21,000
会計期間
- 年
参加人数
104
残り日数
途中終了
【ご留意事項】
当社が取り扱うファンドには、所定の取扱手数料(別途金融機関へのお振込手数料が必要となる場合があります。)がかかるほか、出資金の元本が割れる等のリスクがあります。
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