先日、
2026年3月18日に開催されたPARCIC主催のオンライン
セミナー
「偽りの総選挙―ミャンマーの現状とその歴史的背景」を視聴いたしました。
上智大学名誉教授の根本敬氏による講義を受け、
私たちが提供するミャンマーコーヒーが背負っている背景の重さと
、それを扱う責任を改めて痛感しております。
現在のミャンマーは極めて困難な状況にあります。
2025年末から2026年初頭にかけて強行された総選挙は、
軍事政権による「民意のねつ造」であり、
本来の民主主義からはほど遠いものでした。
軍政は電子投票システムなどを利用して有権者を監視し、
軍系政党が議席の大多数を占めるという形骸化した議会を作り上げ
ています。
この「偽りの選挙」の裏で、ミャンマーの人々は今も「法の支配」
を取り戻すために命を懸けた抵抗を続けています。
国内避難民は2026年中に400万人を上回る可能性があり、
電気や食料、医薬品も不十分な過酷な環境に置かれています。
このような状況下で、
ミャンマーの少数民族が生産するコーヒーを扱うことは、
単なるビジネスとも言えません。それは、
軍事政権に加担することなく、「連邦民主制」
の確立を目指す生産者の生活と、彼らの尊厳を支えるという「
覚悟」を持つことです。
これは正直重い…
でも、私たちは、この一杯のコーヒーを通じて、
ミャンマーで起きている現実と、
それでも未来を諦めない人々の声を日本の皆さんに届ける一助には
、なれるかもしれません。
彼らが求める「自由で公正な社会」が実現するその日まで、
私たちはミャンマーの現状から目を逸らさず、
このコーヒーを扱い続ける責任を果たしていく所存です。
当社がはじめて買付をしたミャンマーのコーヒーは今年7月に販売
できる見込みです。
今後とも、私たちの活動をフォローしていただけると嬉しいです。