富山県美術館にて、「美とは、問い掛け」
2018年6月10日
富山の奥座敷 山田温泉「玄猿楼」ファンド
「高野山金剛峯寺(こんごうぶじ)襖絵(ふすまえ)完成記念 千住博展」の開会式が8日、富山市木場町の富山県美術館であった。自らの集大成と位置付けた全44面からなる襖絵・障壁画は招待客らを圧倒した。40年の画業を振り返る主要作も並び、飽くなき挑戦を続ける千住さんの軌跡を伝える。滝が壮大に流れ落ちる「瀧図」と切り立つ崖を捉えた「断崖図」からなり、全幅は40メートルを超す。寺に納める前に多くの人に見てもらいたいと、昨年オープンしたばかりの富山県美術館で初めてお披露目することにした。
