βカゼインA2ミルクについて
2022年3月18日
ミルクを磨くMILKOROファンド1
牛乳はタンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラル(カルシウム・リン・カリウム等)など私たちの体になくてはならない栄養素を含んでいます。
当牧場では牛乳を磨き上げていく中で、タンパク質にも注目し、改良を重ねてきました。
牛乳のタンパク質は80%のカゼインと20%の乳清タンパク質から出来ています。
牛乳に含まれるたんぱく質であるβカゼインには、βカゼインA1とβカゼインA2があり、どちらをどれだけ含むかは、牛の品種や遺伝形質によって決定するとされています。
通常の牛乳にはA1、A2の両方が含まれていますが、当社ではA2タイプのカゼインのみを含む牛乳を生産する乳牛を利用しています。
このうち、βカゼインA2を多く含むまたはβカゼインA2のみを含む(βカゼインA1を含まない(A1フリー))ものは、A2牛乳と呼ばれ、一部の論文などによると、A2牛乳は、子どもの自閉症や成人の統合失調症、糖尿病、心疾患を防ぐと言われており、ヨーロッパの消費者の間では一定のプレミアムを有する製品となっています。(豪州の小売店では、A2牛乳は、通常の牛乳の2倍程度の価格で販売されています。)
2011年4月には未然型-SIDS(SIDS:乳児突然死症候群)事例と血中の高レベルのBカソモルフィン-7(BCM-7)との関連を示す1件のポーランドの研究をメディアが報告しました。
A2ミルクの製品を支持するNZのリンカーン大学のキース・ウッドフォード教授が提唱する理論によると、ベータカゼインA1は消化時に体内に炎症を引き起こす物質を生成し、IBSや皮膚炎、統合失調症、自閉症などの疾患につながる可能性があるともいわれています。
(出典)
・全国飲用牛乳厚生取引協議会HP http://www.jmftc.org/milk/seibun.html
当牧場では牛乳を磨き上げていく中で、タンパク質にも注目し、改良を重ねてきました。
牛乳のタンパク質は80%のカゼインと20%の乳清タンパク質から出来ています。
牛乳に含まれるたんぱく質であるβカゼインには、βカゼインA1とβカゼインA2があり、どちらをどれだけ含むかは、牛の品種や遺伝形質によって決定するとされています。
通常の牛乳にはA1、A2の両方が含まれていますが、当社ではA2タイプのカゼインのみを含む牛乳を生産する乳牛を利用しています。
このうち、βカゼインA2を多く含むまたはβカゼインA2のみを含む(βカゼインA1を含まない(A1フリー))ものは、A2牛乳と呼ばれ、一部の論文などによると、A2牛乳は、子どもの自閉症や成人の統合失調症、糖尿病、心疾患を防ぐと言われており、ヨーロッパの消費者の間では一定のプレミアムを有する製品となっています。(豪州の小売店では、A2牛乳は、通常の牛乳の2倍程度の価格で販売されています。)
2011年4月には未然型-SIDS(SIDS:乳児突然死症候群)事例と血中の高レベルのBカソモルフィン-7(BCM-7)との関連を示す1件のポーランドの研究をメディアが報告しました。
A2ミルクの製品を支持するNZのリンカーン大学のキース・ウッドフォード教授が提唱する理論によると、ベータカゼインA1は消化時に体内に炎症を引き起こす物質を生成し、IBSや皮膚炎、統合失調症、自閉症などの疾患につながる可能性があるともいわれています。
(出典)
・全国飲用牛乳厚生取引協議会HP http://www.jmftc.org/milk/seibun.html