【本日最終】療育を通じて子供たちが自立して生き抜く力を磨く
当ファンドも残り1日の募集となりました。
6月中旬に、Maoの事業を応援し続けてくださった仲間ともいえる方々とお会いしてきました。改めて境港と米子の事業の重要性を感じ、気持ちを新たにしています。
いろいろな困難を伴う仕事ではございますが、セキュリテ会員の皆様のうちお一人でも多くの方と米子の療育事業を通じて共に歩んで参れたらと思っています。
▲株式会社D&I社の小林代表訪問時の様子
療育とは?なぜ未就学児に療育をするの?Maoの強みは“療育”という、障がいや、生活に何等かの困難を抱える子供が学校や社会でストレスを抱えずに生活できるよう、挨拶の仕方や物の片づけ方などあらゆる生活習慣に関する指導を行っている点にあります。特に実体験をベースに子供だけでなくその家庭に対しても指導を行うことで地元の教育機関などからも信頼を得ています。
高まる放課後等デイサービスの需要
そもそも放課後等デイサービスという事業は2012年に児童福祉法に基づき事業として認められています。少子化で子供の人口が減少しているにもかかわらず、厚生労働省の統計によると利用者数は事業開始当初から約3倍に伸びています。特に注意欠陥多動性障がい、学習障がい、自閉症、情緒障がい、言語障がいの学生数はここ10年で約2.5倍に増えており、その他生活に困難を抱えている子供を加えると今後さらに放課後等デイサービスの需要が高まると考えています。
多様化するサービス内容
実際こうした背景から、多くの企業が放課後等デイサービスを行う教室を開校しています。しかし、その実態は様々で、音楽教室や宿題をやる塾のような学習塾型のお教室、運動を教える運動教室型のお教室など個性をどう伸ばすかという視点でサービスを展開するお教室や、個性を伸ばしつつ、自立した生活を送るための生活に必要な教育を子供とその家庭に対して行う療育型のお教室などがあります。
未就学児への療育の重要性
その中でなぜMaoが療育に取り組むのか。それは将来子供が成人をしたときに、自立して生きる力をつけることが、本人の自己肯定感を高め、本人やその家族の幸福度を高めることができると考えているからです。個性を生かすプログラムももちろん大事で、実際にそうしたプログラムも用意していますが、一番大事にしたいのは、小学校から通常学級で机を並べて勉強し、社会人になって生活を自分で営めるようになることだと考えており、Maoでは療育のプログラムに注力しています。
実際に全国の障がいを持った子供を持つ保護者に対する支援を行ってきた全国育成会でも、様々なサービスの中で特に療育の質が重視されています。
▲全国育成会訪問時の様子
小学校に上がってから療育を行うよりも、未就学児の間に療育を実施し、小学校に上がった時には通常学級に進学させることができれば子供やその家庭の将来にとっても重要ということで、Maoが米子で行う未就学児向けの療育事業に対して非常に高い期待をしていただきました。引き続き全国育成会の皆様と共に情報交換などの連携を図りながら、事業を成長させて参ります。
適切な療育を浸透させ誰もが挑戦できる環境づくりへ教育と雇用を通じて「誰もが挑戦できる社会」を創ることを企業ミッションとして掲げている株式会社D&Iの前代表と懇意にしていた関係もあり、この度現代表の小林鉄郎氏と対談させていただくことができました。
療育はキャリアの可能性を広げる
株式会社D&Iは、潜在労働者と彼らの強みを生かせる職場をマッチングする人材サービスを展開している企業です。大手外資系企業や大手日系企業もその手腕を高く評価しており、数々の成功事例を生み出してきました。こうした事業の他にも、何らかの困難を抱えた子供が居心地よくすごしながら学習をすることができる放課後等デイサービス「テラコヤキッズ」も運営されています。
子供の教育から社会人として雇用される年齢になるまで一貫してサポートされているお立場からも、療育を早い段階で行い、小学校以降の教育課程をスムーズに過ごすことによって、高校卒業後や成人後の就職のタイミングでキャリア構築の選択肢の幅が広がっているといいます。
▲ 株式会社D&I小林代表と共に
早期に療育を提供することで、未来ある子供たちが私たちの力と株式会社D&Iのような企業の力を利用して多様な選択肢を持ち豊かな人生を歩めるよう、”療育”という放課後等デイサービス事業の本来の目的に即したサービスを徹底して周知し、多くのお子様やご家庭のお役に立てるよう尽力して参りたいと考えています。
家庭だけでなく社会全体で子供を育てることの大切さ
最後に、以前撮影やイラストを採用していただいた松本和巳監督ともお会いすることができ、大人の価値観、親の価値観で子供の可能性を封じ込めてしまうことの危険性と、子供の可能性を親だけでなく周囲の社会によっても広げることがこれからの世の中で求められているとお話しいただきました。
まさにそうした社会の役割としてMaoの放課後等デイサービス事業を発展させたいと感じました。
▲松本和巳監督と共に撮影
Maoには実際に2人の障がいを持った子供と共に歩んだ経験と、保護者としての悩みや課題に直面した経験があります。どこよりも身近な存在に、そして自立して歩める将来をお子様とそのご家庭の皆様と一緒に描くことを目標に、事業を全力で運営して参りますので、応援をどうぞよろしくお願い致します。