flipfarmsystemで子どもたちと一緒に未来を見る。
2021年7月6日
新栄丸 牡蠣と地域を未来へ継ぐファンド
みなさん、こんにちは。
合同会社新栄丸、宮本新一です。
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7月1日にスタートした第2回目のセキュリテでのチャレンジもお陰様でご支援の声をたくさんいただいております。ほんとうにありがとうございます。
さて、当社は2016年にセキュリテを活用して岩牡蠣の生産に成功しました。しかしながら働き手の高齢化に伴い、生産の限界を感じていました。毎日の牡蠣のバラシ作業や掃除の作業、手首を痛めて作業が出来ない時もありました。そしてバラシ作業の時に出る付着物(ゴミ・廃棄物)の量に悩んでいました。
大変な作業を改善する為には、牡蠣を汚さなければこのような作業をしなくて良いんだと感じ、牡蠣の生命力を利用して“天日干し”をするようにしました。“天日干し”を行うとは「海水から離し、太陽に照らす」ことです。牡蠣以外の生物(フジツボやカサネカンザシなど)を寄せ付けない、生存できない環境づくりをすること。この工程がキレイな牡蠣を育てる大事なキーポイントだと気が付きました。

手作業で2年間、天日干しを繰り返していましたが、手作業での天日干しは大変だな・・・と感じていた当時、奇跡的にニュージーランドで私と同じ考え方の牡蠣養殖をしている生産者のことを知りました。その生産者は牡蠣養殖は重労働であり、従業員が辞めることが多いので、もっと楽に生産できるシステムを開発したいと考え、効率的な牡蠣養殖を機械化によって実現した人でした。
彼や私が考えていた物が機械化された物が、【flipfarmsystem:フリップファーム方式】と言います。どのくらい効率的になったかと言うと、13人でしていた仕事を4人で回せるようになったシステムです。人員は3分の1になりましたが、生産量は変わらないという素晴らしい取り組みだと思います。
(flipfarmsystem:フリップファーム方式の動画はこちらを参照:https://youtu.be/A76vH_r5Q0I)

私の現場でも、今までは家族との時間を作ることはなかなか難しい労働環境でしが、flipfarmsystemを導入することにより週休2日を実現できました。労働時間が少なくなっただけでなく、生産量は当時の10倍にまで伸ばすことができました。これからもう少し成長していくために今回のチャレンジを必ず実現し、私たちだけが幸せになるだけでなく、この方法を大分県から日本中の漁村に広げていけたらと考えています。

漁師の仕事は継ぎたくない、継がせたくないという家族が私の周りにも多くいますし。私自身も今までの生産方法で牡蠣養殖を続けていれば息子に継がせることを考えられなかったかもしれません。ですが、flipfarmsystemでの牡蠣養殖なら子どもたちと一緒に未来を見ることができます。
日本中の漁師仲間が、子どもたちと一緒に未来を見据える。
もしこれが実現できたなら、、、ワクワクする未来が待っていると思いませんか?
合同会社新栄丸、宮本新一です。
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7月1日にスタートした第2回目のセキュリテでのチャレンジもお陰様でご支援の声をたくさんいただいております。ほんとうにありがとうございます。
さて、当社は2016年にセキュリテを活用して岩牡蠣の生産に成功しました。しかしながら働き手の高齢化に伴い、生産の限界を感じていました。毎日の牡蠣のバラシ作業や掃除の作業、手首を痛めて作業が出来ない時もありました。そしてバラシ作業の時に出る付着物(ゴミ・廃棄物)の量に悩んでいました。
大変な作業を改善する為には、牡蠣を汚さなければこのような作業をしなくて良いんだと感じ、牡蠣の生命力を利用して“天日干し”をするようにしました。“天日干し”を行うとは「海水から離し、太陽に照らす」ことです。牡蠣以外の生物(フジツボやカサネカンザシなど)を寄せ付けない、生存できない環境づくりをすること。この工程がキレイな牡蠣を育てる大事なキーポイントだと気が付きました。
手作業で2年間、天日干しを繰り返していましたが、手作業での天日干しは大変だな・・・と感じていた当時、奇跡的にニュージーランドで私と同じ考え方の牡蠣養殖をしている生産者のことを知りました。その生産者は牡蠣養殖は重労働であり、従業員が辞めることが多いので、もっと楽に生産できるシステムを開発したいと考え、効率的な牡蠣養殖を機械化によって実現した人でした。
彼や私が考えていた物が機械化された物が、【flipfarmsystem:フリップファーム方式】と言います。どのくらい効率的になったかと言うと、13人でしていた仕事を4人で回せるようになったシステムです。人員は3分の1になりましたが、生産量は変わらないという素晴らしい取り組みだと思います。
(flipfarmsystem:フリップファーム方式の動画はこちらを参照:https://youtu.be/A76vH_r5Q0I)

私の現場でも、今までは家族との時間を作ることはなかなか難しい労働環境でしが、flipfarmsystemを導入することにより週休2日を実現できました。労働時間が少なくなっただけでなく、生産量は当時の10倍にまで伸ばすことができました。これからもう少し成長していくために今回のチャレンジを必ず実現し、私たちだけが幸せになるだけでなく、この方法を大分県から日本中の漁村に広げていけたらと考えています。
漁師の仕事は継ぎたくない、継がせたくないという家族が私の周りにも多くいますし。私自身も今までの生産方法で牡蠣養殖を続けていれば息子に継がせることを考えられなかったかもしれません。ですが、flipfarmsystemでの牡蠣養殖なら子どもたちと一緒に未来を見ることができます。
日本中の漁師仲間が、子どもたちと一緒に未来を見据える。
もしこれが実現できたなら、、、ワクワクする未来が待っていると思いませんか?