熊本地震の被災状況につきまして。その1

2018年4月6日
多くの想いで復興へ 老舗宝石店ファンド

みなさま、こんにちは。
株式会社ソフィ・タカヤナギ代表取締役社長の髙栁 隆大(たかやなぎ たかひろ)です。
今回は、熊本地震の被災状況について書いてみようと思います。

<熊本地震による被害>

ファンド概要ページでも触れさせて頂きましたが、当社は熊本地震本震において社屋が全壊。
店舗内装、備品関係でおよそ6300万、建物としておよそ1億6000万の直接被害を受けました。
更に仮店舗、仮工房と仮事務所の改装、移転費用。家賃等固定費と、間接被害もおよそ2000万
に上っています。

当社ビルは築年数こそ50年近くとそれなりの年数でしたが、防災ビルとして設計建築されたビル。
震源地からもそれなりに離れていたこの場所で、なぜ防災ビルが全壊したのか疑問でした。

ところが、その疑問は意外なところから解決されることに。

NHKの人気番組『ブラタモリ』第35回『水の国・熊本』の回。地震直前に収録され放送された
この回において、ばっちり原因が放送されていましたのを知人が教えてくれました!

ルート3城下町の治水02下通編にて『通りの曲がっている部分に沿って川が流れていました』との
解説が!当社ビルはまさにその、下通が曲がっている曲がり角に位置していたのです!これは解体後
のボーリング調査でもはっきりと出ておりまして、そもそもの地盤が非常に脆弱であったとのこと。
曲がり角の当社が全壊、左右両斜め向かいの2軒が大規模半壊というのも川の流れに沿った形だろうと
納得しました。そもそも当社が創業した新町からこの地に移転してきたのは第二次大戦直後。空襲で
全焼して移転してきたのですが、さすがに安土桃山時代までは遡って調べてはいなかったようで(^^;
まさかそんな地盤だったとは…。

みなさんもご自分がお住まいの地域を調べてみると意外な事実が判明するかもしれません。
防災に役立つのは各市町村が発行しているハザードマップですが、それ以外にも旧町名にさんずい編が
つく地名(例えば清、津、浦、河、池、沼、沢、江、浜など)は地盤が弱いと以前から言われています。

特に熊本の中心部は川に囲まれていて、震災後は物流が寸断。立体駐車場に停めていた車は出すことが
できず、避難指定場所の中央公民館は全壊。避難生活でも相当困りました。もし日中で家族と離れ離れに
なっていたら、どのようにして家族と再会できたか分かりません。

みなさんもぜひ一度ハザードマップをチェックされ、災害時の避難場所等を一度ご家族と打ち合わせて
みられてください。
 

ファンド情報

多くの想いで復興へ 老舗宝石店ファンド
株式会社ソフィ・タカヤナギ
会計期間
2018年9月1日 ~ 2023年8月31日
一口
10,800
償還率
62.27 %
参加人数
32
調達実績
3,310,000
【ご留意事項】
当社が取り扱うファンドには、所定の取扱手数料(別途金融機関へのお振込手数料が必要となる場合があります。)がかかるほか、出資金の元本が割れる等のリスクがあります。
取扱手数料及びリスクはファンドによって異なりますので、詳細は各ファンドの匿名組合契約説明書をご確認ください。
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