地元の高校生が餅本膳(餅食文化)を体験しました。
今日も天気もよく晴れ渡っています。空気はまだまだ冬なのか乾燥した冷たい空気がで気持ちがピリッとします。
そんな中、地元の高校生(修紅高等学校)の子供たちが一関の伝統食文化である、もち本膳を体験にきました。
一ノ関は餅の街。
江戸時代から餅を何かにつけ食べていた餅食文化。
ユネスコの無形文化遺産「和食」にも一関の餅食文化が記載されています。
一ノ関のもち文化の特色は大きくわけて3つ。
・300種類以上の餅タレの種類がある。
・餅を1年間のうち60日以上食べる(もち暦がある)
・餅を食べるための儀礼・儀式(餅食文化)がある。
です。
この三つ目の『餅を食べるための儀礼・儀式(餅食文化)がある。』の中にもち本膳があります。
それを毎年地元の高校生が体験に来てくれます。
地域の伝統文化を守ろうとする、もしくは知ろうとする高校生に嬉しくなりますね。
今回は当社の三代目「会長」が担当しました。
まずは、御膳でこのようなものがでます。
左端はあんこ餅、最後にお雑煮これは決まった形です。
一つ一つの動作や置き方などに意味があります。
会長が「おとりもち(司会者)」になって、その意味、もち文化の説明、もち本膳の食べ方など説明しました。
食べ方にも細かなルールがあります。
たとえば、時計まわりにお餅をたべ、おかわりが全員終わってから、次の餅が食べられるとか・・・
沢庵は2枚あるけど1枚は手をつけず、最後まで残しておくとか・・・
なます(大根おろし)は最初に手をつけるなど・・・
おかわり用のお餅は常に準備しております。
一人一人、この地域の作法や伝統を感じながらもち本膳体験を行いました。
一番、足がしびれるのが大変だったそうです。
当社が地域文化の発信になぜ力を入れるか・・・
その理由は・・・・
いずれ、高校を卒業するとこの町を出ていく若者が90%以上。
戻ってくるのも10%未満と言われています。
そんな中、外に出て行っても一関の良さを感じ、知って、ふるさとに自信をもって出ていくことは、
一人一人の将来にとってすごくプラスになるのではと思います。
『 ふるさとを自慢できる人生 』それが一人一人の人生を豊かさにつながると、お金では買えられないm、世嬉の一スタッフは考えております。
もち本膳体験がそれにどれだけ寄与するかわかりませんが、未来を担う若者たちが元気に育ってくれればと願います。
今日も世嬉の一はすばらしい地域文化を発信して元気に営業しています。
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