【星のり店】浮上イカダで海苔の種育苗作業
2011年10月10日
星のり店ファンド
皆様いつも応援ありがとうございます。
星のり店 星陽子です。
秋本番で気候もよ良く、美味しい旬が盛りだくさんですね。
ここ七ヶ浜にも待ちに待った、鮭がやってきました。
アリューシャンからロシア沖の海流が北海道沖へ、北海道沖の親潮が三陸沖へ。
サンマ、サケと共に七ヶ浜沖へ南下してきました。
三陸沖から南方へ向かって、カツオ、マグロの南下も始まります。
潮の流れが大きく変わり始めました。
3/11、太平洋に流れ出た福島原発の汚染水を黒潮が北の海へ運んでしまいました。
どの辺りまで流れ着いているのか確定は出来ませんが、やはり、疑問、不安、心配、でした。
魚が教えてくれました。
春に北へ向かって流れた海水は今、ようやく南へ向かってどんどん流れております。
この漁場で、のりを育てて良いかどうかの的確な答えが出た訳ではありません。
今後、網の張り出し収穫にあたり随時、放射能数値を報告してまいりますので宜しくお願いいたします。
今朝水揚げされた鮭、今夜の食卓に並ぶのですが、感激のあまり記念撮影してしまいました。

さて、海苔の種育苗作業ですが順調に進んでおります。
いつになく、真剣な表情で種網に干出(網乾燥)を与えているのは80歳の爺じです。(船長星博の父)
通常なら潮の干潮、満潮を利用して干出しているのですが、当店では浮上イカダで強制的に干出しています。

干出はのりにとって、ストレスの一種で悪条件の元では次代の種を放出する性質があります。
これを二次芽と呼び親芽だけの種網より、二次芽の多い種網の方が高品質で、美味しいのりに成長します。
《河はのりの恋人》その4は、、、、。ようやく育ち始めた、「赤ちゃんのり」の画像と共に次回お送りします。
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