【星のり店】 ブランコ貝の糸通し作業!? そして「河はのりの恋人なの?」 その3
2011年9月30日
星のり店ファンド
皆様
いつも星のり店を応援いただきありがとうございます。
とうとう、のりシーズン到来で海上作業が始まりました。
海は突然強風が吹いたり、潮が速くなり船が流され、
危険なため急遽作業を中断しなければならい事が度々です。
海上作業を短時間でスムーズにするためには事前段取りを
完璧にしなければなリません。
海苔の種(胞子)を網に飛ばし付着する作業に必要なのが、
胞子がびっしり詰まった種貝の糸通し(ブランコ貝)。

全国からいらしたボランティアの方々のお力であっという間に糸通しが完了。
網にぶら下げるため、2枚の貝を1本の麻糸でブランコ状にします。

実はこの作業、20年前にしていました。
近年は前回見ていただいた巨大水車での種付けですが、
津波で水車が破壊されたため、手作業のブランコ貝種付けもすることになりました。
種付け作業用の小船も到着し、いざ松島湾へ!

種付け作業真っ最中の様子をお届けできないのが残念です。
風と波との戦いで、シャッターを押す暇がない。
この作業は4~5日続くのでチャンスを見つけて、何とか写しましょう。
さて、前回の続き、「河はのりの恋人なの?」 その3
雨が降ると、腐敗した葉っぱのジュータンから他の養分と共に
《フルボ酸》も土中に滲み込みますが、土中の鉄とこの酸がすぐ合体し
《フルボ酸鉄》となり、小川に滲み出ます。
水中の植物プランクトンに、なくてはならない鉄分補給が
このようにして行われ《生きた河》を育みます。
小川は大きな河に注ぎ、河は海へ流れ込みます。
大きな河が運んだ植物プランクトンは、海で動物プランクトンのエサとなり、
動物プランクトンは小魚のエサで、やがて小魚は大型魚(マグロ、カツオ等)の
エサとなります。
えっ?のりの恋人になるにはどうして?
次回お伝えします。お楽しみに。
星のり店 星陽子でした。(凄いことではないのですが、ご覧頂きありがとうございます。)
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