【宮寒梅】 純米大吟醸 洗米風景リポート
2015年2月13日
寒梅酒造 四器ファンド
皆様こんにちは。いつも応援ありがとうございます。
「宮寒梅」醸造元 合名会社寒梅酒造 5代目 岩﨑 真奈です。
今日も大崎市は朝から吹雪の一日です。最近は、気温の変化が日によって大きく違うことが多くなってきました。
立春も過ぎ、少しずつ春の訪れを日も多くなってきましたが、まだまだ雪は続きそうです。
さて、当蔵では現在も仕込みが連日行われておりました。
この日は、純米大吟醸の洗米です。
常務が、水温や米の吸水歩合を見ながら酒米がどれくらい水を吸水しているか判断しています。
その状態を確認して、どのくらいの時間水に浸しておくか等を判断していきます。
このように、米の表面の吸水具合を確認していきます。
同じような単純作業のようですが、やはり、酒米の種類や品質、精米歩合(どのくらい米を削ったか)、その日の温度などによって、洗米の工程や吸水時間は変わってきます。
また、毎年毎年の気候や、米の状態によっても大きく変化します。
とても奥が深い作業なんです。
この洗米作業を失敗してしまうと、翌日の米の蒸上がりの状態が良くなく、そのあとの工程の麹や酒母、醪と全行程に影響してしまうとても要の工程です。
まだまだ気を抜かず、頑張っていきます☆