日本語学校とは(3)
2022年2月22日
広島 三原と世界を結ぶ日本語学校ファンド
日頃より本校の取り組みに関心を持っていただきありがとうございます。
最近、三原日本語学校の活動紹介ばかりしておりましたので、久しぶりに「日本語学校」についてご紹介させていただきたいと思います。
前回、前々回の記事で、日本語学校は外国人のための「予備校」のようなものだが、同時にまた彼ら彼女らが「生活者」として成長していく場でもある、と書きました。
外国人と地域住民がかかえる問題として「ゴミ出し」がもっとも分かりやすい例ではありますが、これは日本人でも自治体ごとにルールが違ったりするので、予想はできます。
しかし、文化風習の違いは難しいものです。
・なぜ自然のものを取って食べてはいけないのか。(山で山菜を採ったり、川で魚を釣ったり自由にできないのか。)
・なぜ公園で焚火をしてはいけないのか。(住宅街で焚火をしないために公園があるのではないのか。)
こどものように「なぜ?」「なぜ?」が次々に浮かんできます。
みなさんはお答えになれますか?
なんとなく分かっていても、他人にそれも「やさしい日本語」で教えるためには、わたしたち自身が、一つ一つ学んでいかなければなりません。
(ちなみに、私が一番驚いたのは、「ひったくり防止」のため二人乗りバイクの後ろの人はヘルメットをかぶってはいけない国があるということでした。)
こうした異文化摩擦を楽しいとか面白いと感じられることが、日本語教師という職業との一番のマッチングではないかと思っています。
最近、三原日本語学校の活動紹介ばかりしておりましたので、久しぶりに「日本語学校」についてご紹介させていただきたいと思います。
前回、前々回の記事で、日本語学校は外国人のための「予備校」のようなものだが、同時にまた彼ら彼女らが「生活者」として成長していく場でもある、と書きました。
外国人と地域住民がかかえる問題として「ゴミ出し」がもっとも分かりやすい例ではありますが、これは日本人でも自治体ごとにルールが違ったりするので、予想はできます。
しかし、文化風習の違いは難しいものです。
・なぜ自然のものを取って食べてはいけないのか。(山で山菜を採ったり、川で魚を釣ったり自由にできないのか。)
・なぜ公園で焚火をしてはいけないのか。(住宅街で焚火をしないために公園があるのではないのか。)
こどものように「なぜ?」「なぜ?」が次々に浮かんできます。
みなさんはお答えになれますか?
なんとなく分かっていても、他人にそれも「やさしい日本語」で教えるためには、わたしたち自身が、一つ一つ学んでいかなければなりません。
(ちなみに、私が一番驚いたのは、「ひったくり防止」のため二人乗りバイクの後ろの人はヘルメットをかぶってはいけない国があるということでした。)
こうした異文化摩擦を楽しいとか面白いと感じられることが、日本語教師という職業との一番のマッチングではないかと思っています。