陽のしずく ゆず酒
2014年4月7日
寒梅酒造 四器ファンド


「陽のしずく」ゆず酒
この度、合名会社 寒梅酒造のリキュール部門を立上げさせていただくことになりましたことをご報告させていただきます。
■ブランド名 「陽のしずく」
■種類 「ゆず酒」...
①ブランド名の由来
陽の恵みを贅沢にためこんだ、極上の果実やお米。
その滴りおちる鮮やかな旨味を、まるごと丁寧にお酒にしました。
陽光を受けて育ちきった、ヒッタヒタの熟成果実から、
ぽとりぽとりと旨味が滴りおちるイメージ。しずく感。袋吊るしにも似た感じ。
「しずく」がもし漢字だとすると「滴」。
②ゆずについて
高知県馬路村産ゆず100%使用
日本一の柚子ブランド「馬路村」産の有機栽培ゆずを100%使用した柚子リキュールとなります。
数年前より、「宮寒梅」の製法技術を生かしたリキュールブランドを作りたいと考えてきました。当蔵と、馬路村との出会いは1年半前になります。村全体で柚子を栽培し、人口1,000人ながら村人一丸となり柚子を丹念に育てる光景にとても魅力を感じました。子どもたちは、プールの変わりに川に飛び込み、鮎を釣って遊んでいる。山間の村に「こんな素敵な場所がある」と、とても惹かれました。酒米から自分たちで育てている私たちが醸すリキュール。自分たちが酒米を造りこだわって醸造しているからこそ、リキュールを醸造するのであれば原料にとことんこだわりたいと考えていました。住んでいる場所は違うけれど、自然の恵みを受け、その土地の耕土を活かし丹念に育てている姿勢に通ずるものを感じ、馬路村の柚子を使用しようと決めました。
通常一般の産地における柚子の果汁の搾汁率は、約20%程度となっております。100gの柚子玉でしたら、約20ml程度の果汁が出ることになっています。しかし馬路村では昔から、科学系肥料・農薬除草剤は使用せず土地の寒暖の差が激しいこともあり、皮が厚くて、搾汁率が悪く約15%程度となっております。よって、100gの柚子玉でも、約15ml程度しか果汁が搾ることができません。その分、香りがとても高く、風味豊かな柚子に仕上がっています。当蔵で製造するゆずリキュールにおきましても、馬路村産柚子の特徴でもある「香り」「風味」を最大限に活かした製法となっております。当蔵が醸す清酒と、馬路村の農家の方たちが丹念に育てた柚子の味わいを堪能していただければ幸いです。
販売容量
1800mL/720mL
蔵元出荷開始・・・4月14日