【宮寒梅】 もうすぐ稲刈りが始まります
2013年9月11日
寒梅酒造 四器ファンド
「宮寒梅」醸造元 合名会社 寒梅酒造 5代目 岩﨑真奈です。
東京オリンピック開催が決定いたしましたね。
これからの日本がどのようになっていくかが、とても楽しみです。
まだまだ懸念すべき点が多々ありますが、国を挙げて東北の復興とともにクリアにして、
夢のある東京オリンピックを迎えて欲しいと願っております。
そして、この決定が日本にとって輝かしい未来を築いていけるきっかけになってほしいなと
切望しています。
さて、当蔵でも今月中旬以降より「稲刈り」がいよいよ始まります。
↑蔵から見た当蔵の田んぼ。
蔵の周囲はすべてこのような田んぼになっています。
今回は、その中でも作付けしているのが珍しい「愛国」という品種について
ご説明させていただきたいと思います。
これが愛国の稲です。
昔は日本でも「飯米」として食されていたようです。
ジャポニカ三大品種の一つでもあります。(亀の尾・神力・愛国)
社長自らが、茨城県の筑波にある技術センターに行き132粒の種籾から、3年がかりでタンク1本ぶんまで
作付けしました。
現在は、当蔵の「三米八旨」のメイン酒米として使用されています。
ほかの米に比べると、野毛(米の先端から出ている毛)が長く赤いのが特徴です。
この野毛により、ほかの田んぼと比較するとその部分だけ赤紫色になっています。
また粒が小さいのも特徴的です。
当蔵の醸造方法では、すっきり淡麗な酒に仕上がりやすいです。
社長自らが朝晩手塩にかけて育てた酒米。
稲刈りがとても楽しみです(*^。^*)