人は食に対して「保守的」なんです

2017年1月30日
北海道 いずしファンド

人は「食」に対しては、非常に保守的なんです。
そんな話を今日は書き綴ってみたいと思います。

今日の昼飯は「何食べようかなあ・・・?」と悩むとき、
今夜はどこの居酒屋で一杯やろうかな?と迷った時、
そんな時、散々迷った挙句「結局いつもの店に来てしまった」
「いつもと同じ、大好きなカレーになってしまった」など
と苦笑いするときってないですか?
人は古今東西、年齢性別を問わず、食に非常に保守的な傾向があります。
そこには「冒険して、美味しくなかったら損した気分になるから」とか
「安全圏を知らず知らずのうちに選択してしまう」傾向があるのです。

特に「食」に関しては、その人それぞれに、生まれてから何十年も積み
重ねられた食傾向がありますから、余計に保守的になるわけですね。
生まれてからズーっと、お母さんの味噌汁に馴染んだ人が中々違う味の
味噌汁に馴染めないのと同じです。

そんな食への「挑戦」は、一般的には中々しないのが通常の方の傾向です。
毎日食べる生活必需品ならともかく、年に数回しか食べないような嗜好品
となると、さらにその傾向は強くなります。

当社が主力製品として製造する「いずし」(飯寿し)は、正にその嗜好品の
典型です。北海道の伝統的な郷土料理とはいえ、発酵食品であり、決して
低価格ではないために、そんな商品を、全くそんな食文化がないような地域
で販売するのは正に至難の業です。

当社も、これまで幾度となくその「食文化の壁」にぶつかって来ました。
津軽海峡を渡り、東北そして関東へと移動するたびにその壁は、高く厚く
立ちはだかって来ました。
たとえそれが、日本度代表するような大手百貨店の物産展であっても、
中々売り上げには結びつかない、正に辛酸をなめてきました。

その度に、幾度となくくじけそうになり、心折れてきました。
しかし、諦めるのは悔しい・・・、何か方法はないものだろうか?
こんな素晴らしい発酵食品を北海道だけで留めておくのは悔しい・・・との
想いから、現在も様々なチャレンジを進めている当社です。

ついこの間まで、関西では全く食べられなかった「納豆」が、今では普通に
関西のスーパーに並んでいますよね。
ここにも「納豆業界」の皆さんの、諦めない努力があったからでしょうね。

当社の挑戦は、納豆業界の皆さんに比べれば、正に始まったばかり、まだまだ
これからだと思っています。

今回のご縁を頂いたミュージックセキュリティーズの皆さん、そして応援して
頂く投資家の皆さんへ、私の熱い思いを伝えて行きたい!!
そんな書き込みをこれからも続けて参ります。
どうか、お時間が許す限り、私の書き込みにお付き合い下さい。

ファンド情報

北海道 いずしファンド
株式会社中井英策商店
会計期間
2017年11月1日 ~ 2019年10月31日
一口
32,400
償還率
94.79 %
参加人数
159
調達実績
5,250,000
【ご留意事項】
当社が取り扱うファンドには、所定の取扱手数料(別途金融機関へのお振込手数料が必要となる場合があります。)がかかるほか、出資金の元本が割れる等のリスクがあります。
取扱手数料及びリスクはファンドによって異なりますので、詳細は各ファンドの匿名組合契約説明書をご確認ください。
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