急須の選び方のポイント
皆さんこんにちは。
ミュージックセキュリティーズの岸野です。
道具の選び方を教えていただきました。
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お茶を入れるのに必要なものといえば、急須です。
急須、と一口に言っても、種類はいろいろあります。
どうやって選べばいいのか、迷ってしまいますよね。
おいしいお茶をいれられる急須のポイントを教えていただきました。
【ポイント①】
まず、網のついている位置です。
大きく分けると、かごアミ、板アミ、帯アミの3種類あります。
一つ目は、かごアミ。
よく、「簡単」とか「お手軽」とかそういった言葉がついている急須を目にしませんか?
この簡単 というのは、お茶をいれる側にとって簡単 ということなのです。
いれ終わった後に、かごをはずして茶葉を簡単に捨てられますよね。
でも、お茶の気持ちになって考えてみてください。
かごは通常急須に浮いたような形でついていて、底には届きません。
その中に茶葉を入れても、空間が狭いですし、茶葉がきちんと開きません。
お湯の中を気持ちよく泳がせてあげることが大事なのです。
そういった意味で、良いのは板あみのもの。
注ぎ口の手前の部分だけにアミがついているものです。
急須の中全体に広がってお茶が気持ちよく泳げます。
そのため、旨みがしっかり引き出されるのです。
急須の内側をぐるりと覆う、帯アミのものでもよいのでは?と思われるかもしれませんが、
板アミのほうがよりよいです。
それは、板アミだと、茶葉の層ができて、お湯がそこを通って出てくるからです。
この写真は、お茶をいれた後の急須の中の様子です。
茶葉が層を作っているのがわかります。
この茶葉の層を通ることで、お茶の旨みがしっかり溶け出しておいしいお茶になります。
【ポイント②】
そして、急須の形。
下から上まで高さがあって、丸みをおびているもの、
注ぎ口が少し下を向いているものがよい急須です。
急須、お値段は本当にさまざまですが、1,000円のものでも、
ポイントをしっかりおさえて選べは、おいしいお茶をいれることができます。
【ポイント③】
最後に、いい急須は立ちます。
立つ急須は、バランスがよく、注ぎやすいのです。
今はいろいろな急須、デザイン性のある急須もありますが、
やはり急須は支えるための道具。
おいしいお茶をいれる という気持ちで選びたいですね。
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