【募集終了2日前】現地写真と感謝のコトバ
2020年4月29日
LIPミャンマーMJI貧困削減ファンド2
ミャンマーからこんにちは、MJIの伊藤です。
今年1月30日から募集をさせていただいておりました『LIPミャンマーMJI貧困削減ファンド2』も、ついに投資の受付終了まで残り僅か2日間となりました。本日はここまでお付き合い下さったみなさまへ感謝の気持ちを込めて、ミャンマー現地で撮影した写真と共に、私伊藤からの最後の投稿をお届けいたします。
本題に入る前に、ミャンマー現地で事業をされている方が先日、ご自身のFacebookで本ファンドの紹介をしてくださり、その投稿が新型コロナウィルスの影響下にあけるミャンマーの現状や文化を的確に表現した素敵な文章でしたので、この機会に是非みなさまへも共有させていただきたいと思います。
▲(事業者としてではなく、一個人としてとても感銘を受けました。ありがとうございます。)
現在、新型コロナウイルスの影響で全世界が混乱に陥っている状況ではありますが、ミャンマーに限らず途上国の農村部などに住んでいる、つねに貧困と隣り合わせに生きている人たちにとって、現在の状況はもちろん不安であり苦難でありますが、普段の生活も楽なものではありません。
現場オペレーション担当のスタッフへMJIローン利用者の現状について聞いた際には、”多くの顧客が自身の事業に大きな打撃を受けているが、特に路上でビジネスを営んでいた人々の状況は深刻です。”と話してくれ、また先週末のLiving in Peaceのミーティングの場で、創設者である慎 泰俊さんが仰っていた”途上国におけるロックダウンは、彼らに死ねと言っているようなものだ。”という一言を聞いた瞬間にふと、私が買い物へ行く際に決まって通る交差点で、いつも歩きながら車窓越しにスズランの花を売っている子供たちの姿が脳裏を過ぎりました。(彼らは今頃どうしているのだろうか…)
そのようなこともあり、ファンドの募集期間終了を目前にした今、”ありのままのミャンマー”をみなさまに伝えたいと思い至り、色々な事態を覚悟したうえで、360度動画カメラを持ってある場所へ向かいましたが、案の定目的とした地区はすでに外国人立ち入り禁止となっておりました。
私の理想としては、本ファンドへご出資いただいた投資家のみなさまにも、MJIと一緒に冒険に出ているような、そんな気持ちになっていただける配信を今後も続けていくことです。
「LIPミャンマーMJI貧困削減ファンド2」の新しい投資家特典の一つ、『ミャンマー現地より特別配信レポート/コンテンツ(対象口数:3口~)』は、そのような想いから私より追加させていただきました。
正直、私は文章を通じて自分の想いを伝えるのはあまり得意ではありません。ですがせめて、自分が小さい頃から好きであった写真や動画などを通して、これからも”ありのままのミャンマー”をみなさんと共有させていただきたいと思っております。
(今回は本来の目的を果たすことが叶わなかったので、昨年の訪問時に撮影したナイトマーケットの様子を写した写真を共有させていただきます。)
※すでに当ファンドへご出資いただいているみなさまは、投資家限定ニュースよりフォトアルバム(100枚)をご覧いただけます。
私自身、このファンド募集期間を通してたくさんのことを学ばせていただきました。
この予想外の混乱の中、継続してご出資いただいている投資家のみなさまのご支援と応援の言葉はもちろんのこと、こちらの無理な要求に対しいつも快く対応して下さるセキュリテの担当者さま、ミャンマーの成長を想って本ファンドの紹介やアドバイスを積極的にして下さるミャンマー在住の方々、気が沈んでいるときに笑わせてくれる日本の友人、深刻な状況下で共に働いている現地スタッフたち、本当に色んな人に助けられ、励まされながら毎日を生きているのだと改めて痛感しました。そして、何を達成するためにミャンマーに来たのか、自分が人生をかけて本当にしたいことは何かを再認識する機会にもなりました。
ここまでお世話になったみなさまへ、この場をお借りして御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
ファンド募集終了後も引き続き、MJIの一員としてみなさまからお預かりした資金をもとに、ミャンマーの貧困を少しでも削減できるよう粘り強く活動を続けて参りますので、今後も私たちの取り組みを見守っていただけると嬉しいです。
残り時間も僅かとなりますが、募集期間終了その瞬間まで、今しばらくお付き合いいただけますと幸いです。
引き続き、ご支援と応援のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。
MJI Enterprise Co., Ltd. / Living in Peace
伊藤 幹二