廊下橋
2018年4月21日
会津東山温泉 月のあかりファンド
廊下橋
鶴ヶ城の東側、二の丸から
本丸に向かうお堀の上に掛かる橋が
「廊下橋」
葦名時代 黒川城だったころには、
この廊下橋には屋根がついていたことから
廊下橋という名が残っているそうです。
昭和40年に蘇った鶴ヶ城。
廊下橋も再建により蘇り、
建築から約50年の歳月が経ち
老朽化してきたことから、
昨年平成29年11月より
廊下橋の架け替え工事が行われ、
平成30年3月
新しい橋が再建されました。
真っ赤な手すりに金色に輝く擬宝珠には
特殊な漆が施され美しい輝きが持続するそうです。
総檜造りの橋は檜のいい香りがして、
以前の橋よりも傾斜がなくなり渡りやすくなりました。
施工には、釘を1本も使わない
追い掛け大栓継手という工法が施されているそうです。
こちらの廊下橋は、
敵が攻めて来た場合、
橋を落として敵の侵入を防ぐ役割があり、
お堀の石垣は高さ20mもあり
安易に敵が侵入出来ない作りになっています。