狂犬病(院長 水越)

2019年5月16日
夜間救急動物医療ネットワーク構築ファンド

院長の水越です


GWが終わり、暖かい日が増えましたね。

春は動物病院にとっては繁忙期です。

4〜6月は、狂犬病の予防接種の強化期間でもあります。



狂犬病とは?

日本では何十年も国内での発症がないので、「外国の病気であり、日本には関係ない」という印象をお持ちの方も多いかもしれません。

でも、狂犬病は日本、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドなどの島国と、北欧の一部の国などを除く、ほとんどの国で発症している病気です。

犬の病気と誤解されがちですが、猫など多くの哺乳類にも感染します。

犬も人も感染し、発症してしまうと、有効な治療法がないため、100%死亡する恐ろしい病気です。

予防接種による予防が非常に重要です。







「清浄国ならば、予防接種は必要ないのでは?」

と思う方もいると思います。

でも、それは間違いです。

狂犬病予防接種が法律で義務化され、接種率が高いから、清浄国であり続けられるのです。



ペットとして、多くの種類の哺乳類が輸入されます。

一部の小動物は検疫の義務がなく、届け出だけで入国が許可されるようです。

物資を輸送する船に乗って来た船員のペットの犬が、侵入する可能性もあります。

何らかの形で、外国から動物が日本に入って来ています。

もし、その動物が狂犬病の潜伏期間だったら・・・。

日本のわんちゃんたちが狂犬病予防接種を受けていなかったら、狂犬病が拡散してしまうでしょう。

大変なことになります。

多くのワンちゃんが狂犬病予防接種を受けていたら、拡散を防ぐことができます。



このような理由で、清浄国の日本でも、狂犬病予防接種が必要なのです。



近年、清浄国だった台湾で、野生動物が狂犬病にかかっていたことが分かり、話題となりました。

日本でも野生動物の狂犬病についての調査が行われるようになったようです。

詳しくは、農林水産省のHPをご覧ください。

http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/eisei/rabies/



狂犬病について、詳しくは、厚生労働省のHPをご覧ください。

https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/



狂犬病の予防接種はどこの動物病院でも接種が可能です。

もちろん、ガーデン動物病院でも。







岸和田市では、4月2日から集合注射での接種も可能となります。

岸和田市の集合注射のスケジュールはこちらです

https://www.city.kishiwada.osaka.jp/soshiki/33/kyoukennbyou25.html#890



4月~6月が狂犬病予防期間となっています。

狂犬病についての知識を持っていただくこと、予防接種のご協力をよろしくお願いします。






院長
水越健之

ファンド情報

夜間救急動物医療ネットワーク構築ファンド
株式会社hana
会計期間
2018年8月1日 ~ 2020年7月31日
一口
21,000
償還率
111.68 %
参加人数
120
調達実績
4,120,000
【ご留意事項】
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