第42回日本分子腫瘍マーカー研究会
2022年9月30日
がん再発モニタリング技術開発ファンド
去る9月28日、第42回日本分子腫瘍マーカー研究会が開催されました。会長の九州大学別府病院三森功士教授のお計らいで、「臨床と研究 融合の成功例」というタイトルのシンポジウムで発表させていただく機会に恵まれました。まだまだ成功例とは言えませんが成功を目指している例として、私どもの特許技術、岩手医大附属病院で開始された自由診療、そして資金調達のための本プロジェクトの紹介をさせていただきました。いわゆる「リキッドバイオプシー」、すなわち血液中の分子を測定してがん診断へつなげる、と言われる技術に関する演題も多く、我々と目的を同じくする医師・研究者の発表に勇気づけられました。また、会期後にOTS-アッセイのための岩手医大受診についても、東北以外の病院の先生からもお問い合わせがありました。採血だけの検査とは言ってもお住まいの場所から遠いとあきらめてしまう方もいらっしゃるかと思います。これからもQD社では、お近くの病院でOTS-アッセイができるよう準備を進めてまいります。