10月からのハンガリーワイン講座@大阪のご案内
2023年9月14日
日本と繋ぐ ハンガリーワインファンド
みなさま、こんにちは。La Baratの飯塚です。10月から大阪の文化サロン2か所で講座を行います。<br />
大阪・阿倍野の近鉄文化サロン阿倍野では、10月10日(火)午後1時半から講座を行います。毎月第2火曜日の同時間に6回連続です。<br />
大阪・梅田のNHK文化センター梅田教室では10月21日(土)午後2時からの1回だけになります。<br />
関西にお住まいの方にご参加いただけたらと願っています。<br />
両方とも、2002年ヴィンテージの極甘口トカイワインを味わっていただけます。東京の駐日ハンガリー大使館で行った3回のイベントすべてでお出しして、参加者のみなさんに喜んでいただけたワインです。トカイワインのすばらしさを存分に感じていただけると思います。<br />
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近鉄文化サロン阿倍野では<a href="https://bunka-salon.d-kintetsu.co.jp/shop/g/g10-1-301043-001/" target="_blank">「~バイヤーが教える~ワインの国・ハンガリーⅡ」</a>と題して行います。<br />
<a href="https://bunka-salon.d-kintetsu.co.jp/shop/g/g10-1-301043-001/" target="_blank">https://bunka-salon.d-kintetsu.co.jp/shop/g/g10-1-301043-001/</a><img alt="/data/blog/archive/original/57111.jpg" src="https://www.securite.jp/data/blog/archive/original/57111.jpg" /><br />
各回、30分ほどの座学とともに、1時間ほどの試飲時間があります。1回目は2002年ヴィンテージと2012年ヴィンテージの極甘口トカイワインをフォアグラのパテやアカシアハチミツをかけたブルーチーズのマリアージュで楽しんでいただき、2回目は、日本ではまずみない辛口のトカイ(貴腐)ワインも楽しんでいただきます。3回目以降はマスカットそのものの辛口白ワイン、ヨーロッパで評価が高まっているハンガリーの赤ワイン、ロゼワインなども楽しんでいただく予定です。<br />
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NHK文化センター梅田教室では、<a href="https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1278650.html" target="_blank">「極上貴腐ワインの歴史と味わい」</a>と題して行います。<br />
<a href="https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1278650.html" target="_blank">https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1278650.html</a><img alt="/data/blog/archive/original/57110.jpg" src="https://www.securite.jp/data/blog/archive/original/57110.jpg" /><br />
1時間余りの座学とともに、試飲時間があります。座学ではハンガリーのトカイ地域が貴腐ワインの発祥地であるだけでなく、その異常ともいえる人気ぶりから原産地呼称制度が世界で初めて作られた歴史について触れ、2002年ヴィンテージのトカイワインを味わっていただきます。マリアージュには近鉄文化サロンと同様のものを考えています。<br />
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17世紀前後のトカイワインの人気ぶりは、ルイ14世が「王のワインにして、ワインの王なり」と絶賛してことで知られていますが、ロシアのピョートル大帝もその蜜そのものといいたくなる味わいに打ちのめされたと言われています。<br />
その立役者がラーコーツィ・フィレンツ2世というハンガリー王国の貴族です。ラーコーツィはハンガリーへの支援をルイ14世やピョートル大帝らに求め、その際にトカイワインをプレゼントしたのです。<br />
ハンガリー王国はラーコーツィ不在の折にハプスブルク家と妥協し、ラーコーツィは王国の完全独立を前に亡命を余儀なくされました。そして、ハンガリー王国はオーストリアとの二重帝国を形成することになりましたが、ハンガリーの発展にとっては悪いことばかりではなく、1896年には世界初の電気鉄道の地下鉄がブダペストに開通することになりました。<br />
ハプスブルク家の下にあってもトカイワインは高い評価を得続けました。2002年ヴィンテージのトカイワインは往時の人気ぶりを理解できる豊饒さ、複雑さを備えています。ぜひとも、トカイワインの歴史を極上トカイワインとともに感じてください。<br />
よろしくお願い致します。
<div style="text-align: right;">株式会社La Barat 飯塚隆志</div>
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大阪・阿倍野の近鉄文化サロン阿倍野では、10月10日(火)午後1時半から講座を行います。毎月第2火曜日の同時間に6回連続です。<br />
大阪・梅田のNHK文化センター梅田教室では10月21日(土)午後2時からの1回だけになります。<br />
関西にお住まいの方にご参加いただけたらと願っています。<br />
両方とも、2002年ヴィンテージの極甘口トカイワインを味わっていただけます。東京の駐日ハンガリー大使館で行った3回のイベントすべてでお出しして、参加者のみなさんに喜んでいただけたワインです。トカイワインのすばらしさを存分に感じていただけると思います。<br />
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近鉄文化サロン阿倍野では<a href="https://bunka-salon.d-kintetsu.co.jp/shop/g/g10-1-301043-001/" target="_blank">「~バイヤーが教える~ワインの国・ハンガリーⅡ」</a>と題して行います。<br />
<a href="https://bunka-salon.d-kintetsu.co.jp/shop/g/g10-1-301043-001/" target="_blank">https://bunka-salon.d-kintetsu.co.jp/shop/g/g10-1-301043-001/</a><img alt="/data/blog/archive/original/57111.jpg" src="https://www.securite.jp/data/blog/archive/original/57111.jpg" /><br />
各回、30分ほどの座学とともに、1時間ほどの試飲時間があります。1回目は2002年ヴィンテージと2012年ヴィンテージの極甘口トカイワインをフォアグラのパテやアカシアハチミツをかけたブルーチーズのマリアージュで楽しんでいただき、2回目は、日本ではまずみない辛口のトカイ(貴腐)ワインも楽しんでいただきます。3回目以降はマスカットそのものの辛口白ワイン、ヨーロッパで評価が高まっているハンガリーの赤ワイン、ロゼワインなども楽しんでいただく予定です。<br />
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NHK文化センター梅田教室では、<a href="https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1278650.html" target="_blank">「極上貴腐ワインの歴史と味わい」</a>と題して行います。<br />
<a href="https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1278650.html" target="_blank">https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1278650.html</a><img alt="/data/blog/archive/original/57110.jpg" src="https://www.securite.jp/data/blog/archive/original/57110.jpg" /><br />
1時間余りの座学とともに、試飲時間があります。座学ではハンガリーのトカイ地域が貴腐ワインの発祥地であるだけでなく、その異常ともいえる人気ぶりから原産地呼称制度が世界で初めて作られた歴史について触れ、2002年ヴィンテージのトカイワインを味わっていただきます。マリアージュには近鉄文化サロンと同様のものを考えています。<br />
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17世紀前後のトカイワインの人気ぶりは、ルイ14世が「王のワインにして、ワインの王なり」と絶賛してことで知られていますが、ロシアのピョートル大帝もその蜜そのものといいたくなる味わいに打ちのめされたと言われています。<br />
その立役者がラーコーツィ・フィレンツ2世というハンガリー王国の貴族です。ラーコーツィはハンガリーへの支援をルイ14世やピョートル大帝らに求め、その際にトカイワインをプレゼントしたのです。<br />
ハンガリー王国はラーコーツィ不在の折にハプスブルク家と妥協し、ラーコーツィは王国の完全独立を前に亡命を余儀なくされました。そして、ハンガリー王国はオーストリアとの二重帝国を形成することになりましたが、ハンガリーの発展にとっては悪いことばかりではなく、1896年には世界初の電気鉄道の地下鉄がブダペストに開通することになりました。<br />
ハプスブルク家の下にあってもトカイワインは高い評価を得続けました。2002年ヴィンテージのトカイワインは往時の人気ぶりを理解できる豊饒さ、複雑さを備えています。ぜひとも、トカイワインの歴史を極上トカイワインとともに感じてください。<br />
よろしくお願い致します。
<div style="text-align: right;">株式会社La Barat 飯塚隆志</div>
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