新麦コレクション講習会in福岡
2017年7月4日
「日本の食を守りたい」ろのわファンド

(真剣に巨匠の話を聞かれる参加者)
「新麦コレクション」の講習会7月3日が福岡で開催されました。
「新麦コレクション」とは、麦の生産者、製粉業者、流通業者、パン職人(パン屋さん)、消費者で構成されるNPO法人で、それぞれの立場を一つ(心をひとつ)にして国産小麦の普及を行う団体なんです。余談ですが、理事長の池田さんは究極のパンオタク。それでこの組織を作られたのです。ある日Lonowaを訪ねてきた池田さんが熱くパンを語り、その原料の小麦を生産しているLonowaにも協力を求められたのです。その情熱にうたれ小生も理事を務めさせて頂いており、今回福岡で開催された講習会にゲストで参加いたしました。今回の定員は40名、講師は「パンストック」の平山ッシェフ、「パーラー江古田」の原田シェフ、今回は、平山シェフが、"穀物のルヴァン”でLonowaの押し麦、もち麦、丸麦を。"カシスとクランベリー、グレープフルーツのカカオルヴァン”にLonowaのニシノカオリを。原田シェフが、"玉名バゲット”にLonowaのミナミノカオリを使って頂きました。特別ゲストで「365日」の杉窪シェフも駆けつけ、参加者にとってはかなり贅沢な講師陣での講習会でした。会場は、熊本製粉福岡支店の会場でしたが、「新麦コレクション」の講習会だけに普通ではありえないライバル他社の粉をも持ち込んで行われるのです。使用した粉は、熊本製粉さんのpremiumT、同じくWJ-15、大陽製粉さんのみなみの穂、同じくドゥンケルライ麦粉、LonowaのBIOニシノカオリ、同じくBIOミナミノカオリでした。
(バゲットを整形しながらも解説される両巨匠、奥が平山シェフ、手前が原田シェフ)
そして今回は、パンだけではなく、「とどろき酒店」からワインのテ―スティング、「玉名牧場」からチーズの試食、「COFFEE COUNTY]からコーヒーの試飲もあったりして、参加したパン屋さんにとってはまさに盛沢山なものでした。
協力して頂いたボランティアスタッフの皆さん、パンストックのスタッフの皆さん、会場を提供された熊本製粉様、最後になりましたが参加して下さった。参加者の皆様、ありがとうございました。
「新麦コレクション」は、このような講習会だったりイベントだったり、全国的に開催しています。Facebookもありますので詳しい情報が欲しい方は「新麦コレクション」で検索してみて下さい。
投稿:東博己