第94回日本病理学会東北支部学術集会(盛岡)
2022年7月25日
がん再発モニタリング技術開発ファンド
事後報告となりますが、7月16日土曜日に盛岡市アイーナにて、第94回日本病理学会東北支部学術集会の「腫瘍マーカーとしての体細胞変異」のタイトルでランチョンセミナーでMSD株式会社様のスポンサーシップで講演しました。私は大学卒業後、外科医としてのトレーニングを受けつつ、病理学教室で大学院時代を過ごしました(岩手医大第二病理、里館良一教授)。当時山形大学病理学へ助教授として異動される前の田村元先生にご指導いただき、現在の研究および本ファンド対象研究の基本技術であるヒト腫瘍DNAの取り扱いを学びました。「日本病理学会東北支部学術集会」に出席したのは20年以上前になりますが、褒められたり叱られたり(笑)したことを思い出していました。「体細胞変異」は生まれた時にはなかった遺伝子変異ですが、大学院時代はがんの成り立ちを知る手掛かりとして、今では治療効果の指標として、少し違った視点で観察を続けています。