【本日締切!】日本の技術で電動モビリティ市場を開拓する②

2022年5月31日
鈴鹿でつくる新小型モビリティファンド

募集期間が本日で終了となります、「鈴鹿でつくる新小型モビリティファンド」。ファンド紹介の動画でお伝えしきれなかったフヂイエンジニアリングが開発するモビリティの強みや事業への考え方を皆様にお届けいたします。



募集期間は本日までですが、1つ前の記事を2回に分けてじっくりお届け致します。
前の記事はモビリティ開発エピソードやフヂイエンジニアリングの強みや事業への思いをお伝えしました。

【この記事のトピック】
① ファンド資金を用いて開発を行うM04=”PUFFIN”の特長
② 電動モビリティの安全性を高める取り組みで差別化を図る
③ 今後の電動モビリティ市場における国産技術の重要性
 

ファンド資金を用いて開発を行うM04=”PUFFIN”の特長

これまで募集をしてきた資金を活用して開発したM04は「PUFFIN」という商品名で販売開始を行いました。
応援を頂いた皆様へ、厚く感謝を申し上げると共に、まだ出資をご検討の方はあと数時間ですが量産体制を構築する為に応援をいただけますと幸いです。

/data/blog/archive/original/54076.jpg

特長① 原価をかけてでも国産にこだわる

近年、海外から輸入して日本の保安基準に適応させた電動小型モビリティが日本市場に数多く登場しています。その背景はリチウムイオン電池やモーターの量産に力を入れていて、低価格で部品を入手することができるためです。

/data/blog/archive/original/54079.jpg

経済合理性で考えると国産のモビリティは原価はかかりますが、品質がよく、車体制御能力も安心できる水準のものが製造できます。また、コロナ禍において安定的に生産できる体制を構築できるのも国産ならではのメリットがあります。フヂイエンジニアリングは”日本でのものづくり”にこだわり、2018年より「より安全で乗る楽しさを追求した電動小型モビリティ」を愚直に作り続け、現在に至ります。

特長② 幅広い年代の方がターゲット

海外から輸入されているキックボードの多くは若者向けの簡易的なものが多く、高齢者向けの電動モビリティは便利で実用的だけれどもワクワク感がないと感じる方はいませんか?今回販売開始をした「PUFFIN」は便利×実用的×楽しいを実現した電動モビリティに設計されています。


まず、自転車のようにハンドルを曲げ、身体を傾けることで進路変更ができます。旧機種で強みとしていたサスペンション機構を新たに開発し直し、「走る・曲がる・止まる」という基本性能を高次元に実現したことで、大幅な重心移動に依らない安心して操作できる機体にアップデートされています。

こうした工夫で従来よりも幅広い年代の方をターゲットとすることでラストワンマイルの交通手段として生活の中で必要とされる事業へと成長させたいと考えています。また、フヂイエンジニアリングでは安全にモビリティで走行をして頂く為に、免許をお持ちの方が対象となっている他、購入頂いた方へ安全運転講習を案内するなどの充実したアフターサービスも提供されています。

特長③ ユーザー目線の実用性をユニークなデザインに落とし込む

既にSunameriやXiaomeriを開発、販売した実績を活かし、ユーザーの反応を「PUFFIN」開発に生かしました。また、デザインは公募をかけて審査も社内外で実施し選ばれたものを採用しています。

/data/blog/archive/original/54077.jpg
▲荷物や予備バッテリーを入れるスペースを確保し実用性アップ

四角い車体でありながら角が丸いポップなデザイン(このためにフロントランプは特注で製造されています!)や、荷物や予備バッテリーの収納スペースを確保したり、バッテリーが取り外し可能になったことで家の中に車体を上げる必要もなくなりました。

/data/blog/archive/original/54078.jpg
▲バッテリーの充電は機体から取外してコンパクトに

また、素材にこだわり原付よりも軽い20㎏という重量でありながら価格は30万円に落とし込み、旧機種と比較するとおおよそ半値程度の価格帯での販売となっております。今後量産体制が構築でき効率化が図れれば、価格も変更することができる可能性も秘めており、成長する電動モビリティ市場の中で確固たるポジションを築きたいと考えています。

/data/blog/archive/original/54086.jpg
/data/blog/archive/original/54085.jpg
▲カラーバリエーションも豊富です

電動モビリティの安全性を高める取り組みで差別化を図る
2022年4月の道路交通法改正に伴い、電動キックボードに関する道路交通法の改正案が衆議院本会議にて可決され、成立したことで、2年以内に時速20km以下の速度であるなどの一定の条件を満たした電動キックボードは免許不要で乗ることができるようになりましたが、フヂイエンジニアリングで販売しているモビリティは全て普通自動車免許を取得していないと購入できない仕様となっています。

/data/blog/archive/original/54084.jpg
▲ナンバープレートを登録いただいております

フヂイエンジニアリングの方針は、電動モビリティによる事故が起きないよう、メーカーとしてお客様に安全に乗って頂く為の試乗会や運転講習を近未来大学校と連携して企画・運営するなど、安全対策に本気で取り組んでいます

今回の法改正に対して藤井代表は、「『知って、学び、訓練すること』で乗り越えることができる課題だと考えています。私は、もともと自動車レースのフィールドで乗り物を学んできた人間なので、危険が傍にある状態に慣れているタイプです。自動車レースの世界では、「危険=遠ざけるべきもの」ではなくて、「危険=いかに知り、制御するか」が大切なスポーツの要素として存在しています。なので、今回のTwitterのコメントで散見された、『こんな危ないモノはダメだ~!』と門前払いする姿勢にはいささか違和感を感じています。『知り、学び、訓練する』と言っても、そんなに難しいものじゃありません。普通自動車免許を取得する際に学ぶ基本的な交通に関する知識に加えて、電動キックボードの特性を体験すればきっと多くの方は、問題なく公道を走る事ができます。免許未取得者でも1日もあれば充分。そしたら、あの楽しい走行体験を手に入れる事ができます。今までレーシングカーやスーパーバイクといった楽しい乗り物を散々味わってきた私がのめり込んで開発しちゃうような電動キックボードですから、その楽しさは保証します」と言います。

真摯に安全対策に向き合うフヂイエンジニアリングの電動モビリティは、品質もさることながらアフターサービスも充実しています。確かな技術があるからこそ正確な情報を利用者に伝えられることを強みにし、成長市場の中で差別化を図ります。

フヂイエンジニアリング社HP記事:ブログ
 
今後の電動モビリティ市場における国産技術の重要性

あるレポートによると世界の電動キックボードシェアリングの市場は5兆円超にまでのぼると伝えられています。その多くがラストワンマイル(徒歩5分~45分圏内)に対するこまやかな移動手段によるものであるとも言われています。

今回のファンドで開発をした「PUFFIN」はまさにこのラストワンマイルの移動に適した機体となっています。特に日本の道は坂道なども多いため、馬力のあるエンジンを搭載しているとのことです。

この成長市場において国産素材をなるべく使用することにこだわりを持つ理由は、技術の継承の重要性と人を乗せる乗り物であるからです。海外メーカーと共同開発したモデルを製造した際に、品質コントロールや物流にリスクがあることが分かりました。国内メーカー、特に地元鈴鹿の町工場と連携を図ることで確かな部品が適切なタイミングで調達できる為、国産素材にこだわっています。モビリティは一歩間違えると人命を奪う凶器にもなり得るものなので、各機体の走行性能にばらつきがあってはなりません。安全運転にこだわるフヂイエンジニアリングは原価をかけてでも国産素材にこだわります。

/data/blog/archive/original/54087.jpg

また前回のファンドニュースでもお伝えしましたが、ものづくりの空洞化が進む中、世界最高峰の技術が継承されないと、世界に誇る技術が失われることにも繋がります。鈴鹿のものづくりの技を継承していくためにも成長市場で世界に存在感をアピールしていきたいと考えています。
「まだまだ本来の需要ボリュームに到達していないので、出資者の皆様に開示している事業計画を一つ一つ着実にすすめ、皆様と信頼関係を構築して参りたいと思います。また、「PUFFIN」の開発で手を止めることなく、車体技術を持っている開発チームがある強みを生かし、4輪タイプや空飛ぶ領域のモビリティ開発などこれからも楽しくストイックな商品開発を進めて参ります。」と藤井代表。

面白いアイデアを事業化させる技術や開発力を持つフヂイエンジニアリングの描く電動モビリティの未来へ応援をお願い致します。


ファンド情報

鈴鹿でつくる新小型モビリティファンド
フヂイエンヂニアリング株式会社
会計期間
2022年6月1日 ~ 2026年5月31日
一口
54,000
償還率
運用中
参加人数
62
調達実績
6,550,000
【ご留意事項】
当社が取り扱うファンドには、所定の取扱手数料(別途金融機関へのお振込手数料が必要となる場合があります。)がかかるほか、出資金の元本が割れる等のリスクがあります。
取扱手数料及びリスクはファンドによって異なりますので、詳細は各ファンドの匿名組合契約説明書をご確認ください。
ミュージックセキュリティーズ株式会社 第二種金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第1791号 加入協会:一般社団法人第二種金融商品取引業協会
Copyright (C) 2025 Music Securities,Inc. All Rights Reserved.