”鉄のまち” より はじめまして。
はじめまして。
有限会社ドラゴン「ナニナニ製菓」店主の庭山貴行です。
この度は、ご縁をいただきまして、
地元の「国立大学法人 室蘭工業大学」と共同開発している
「ジンギスカン鍋クッキー」の生産増強のため、
クラウドファンディングを活用させてもらうことになりました。
私たちが暮らす、北海道室蘭市は、
1907年(明治40年)に日本製鋼所、1909年(明治42年)に北炭輪西製鉄所(現・新日鐵住金 室蘭製鐵所)が
設立されて以来、”鉄のまち”として発展してきました。
いまなお、北海道随一の工業都市として、日本全国はもちろん、世界に向けて製品を送り出しています。
そんな ”鉄のまち”室蘭をPRする焼菓子を一緒に作りませんか?と
室蘭工業大学で鉄の研究をしている清水一道教授に声をかけてもらったのは2015年のこと。
第一弾『鐵の素』クッキーは、関係各位の多大なるお力添えもいただき、
予想をはるかに上回る反響で、市内及び近隣地域に取扱店も広がり、
2017年には「日本ギフト大賞 北海道賞」を受賞するまでに成長しました。
そして、2017年末に発売をスタートした、遊び心200%の第二弾商品
『ジンギスカン鍋クッキー』は "鉄のまち”室蘭、そして、北海道PRも兼ねた焼菓子ですが、
こちらもテレビや新聞で発売前の試作段階で取材されたこともあり、
ありがたいことに、地元・室蘭はもちろん、北海道の観光地からの問い合わせが多数ある状況です。
地元以外の観光地からも問い合わせが多い大きな理由は、
1)ジンギスカン=北海道 というイメージ
2)北海道へのインバウンド、全国からの旅行者の増加
3)室蘭工業大学が企画製作した特殊な金型を使った焼菓子であること
以上3点にあると思うのですが、特に、
3)については、100年以上続く ”鉄のまち” としての歴史なくしは成立しません。
そして、いまなお、北海道唯一の銑鋼一貫製鉄所 がある室蘭発の商品でなければ説得力がありません。
◆ ◆
毎日のように、港に林立する工場群を眺めています。
工場で働く友人も多いです。
そして、時々考えます。
100年以上前、天然の良港と呼ばれていたこの港を整備し、
製鋼所・製鉄所を設立した先人の熱い想いの源は何だったのだろうか?
以降、たゆまぬ努力の積み重ねで、世界的に良質な製品を送り続けてきた工場。
そこで働く人々を動かした熱い想いはどこから来るのだろうか。
”鉄のまち” 室蘭の熱い思いが、この焼菓子を通じて伝われば、こんなに嬉しいことはありません。
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